episode130 ページ31
YOU SIDE
昔から私は分からず屋だった
私が知らない間にいろんなことが新しくなったり、変わっていたり
そんなことはよくあった
でも、そんな時はいつもベクが教えてくれた
そんなベクが、何かを隠した
私に対して何かを隠したのだけは分かった
ベクのことだから私を思ってのことだろうけど、今の私にはそれがひどく頭にきた
ほうきを取り出して、無言で掃除を済ませる
測定会のせいで、土が多い
しっかり掃けば綺麗になる教室
それに比例してモヤモヤが広がる私の心の中
空気は最悪だけど、教室はしっかりと綺麗になった
帰ろうと鞄に手をかけた時、ベクが控えめに私を呼んだ
BK「A」
『急いでるから先に帰るね』
…怒ってるわけじゃない
でも今は理不尽にベクに当たってしまいそうだから
心の中にあるモヤモヤが
次第に大きくなるこの黒い塊が私を徐々に蝕む
ジョンイナといる時は感じたことのないこの黒くて重たい塊が、セフナの悲しいそうな声や顔を見るとどんどんどんどん成長していく
ベクに初めて包み隠さず話したのに、ベクは私に隠し事をするのだ
黒い塊が一体なんなのか分からない今、私に解決策は生まれない
浮かれていた屋上とは打って変わって、どんよりとした気持ちのまま教室を出た
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miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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