episode115 ページ16
YOU SIDE
あの時、生まれて初めて絶望を感じた
セフナがいなくなって私の世界は一瞬にして真っ黒になった
あの絶望は今でも鮮明に思い出せる
そして、今でもたまにあの黒に飲み込まれそうになる
おかしいよね
今はセフナがいるのに
私が好きだって言って、近くで笑ってくれるのに
満足？
いや、全くそうは思えない
満たされるどころかどんどん心が渇いていく
セフナがそばにいるのに
こんなに近くにいるのに
どうして？
どうして私は笑ってないの
BK「セフナがいようがいまいが、ちゃんと今まで自分の足で歩いてきただろ？
あの時にあったのものがなくなって、なかったものがある
俺らも歳をとってるんだ
変わることが当たり前で、日常なんだよ」
現実から目を閉じて
あの頃の体温にリンクさせる
そこでずっとセフナを探していたあの頃の私
本当はどこにもあの頃のセフナはいないと知っている今の私
『…セ、フナが消えて、私
もうどうしたらいいか分からなかったの』
なのに、おかしいね
私、ベク以外にもチャニョルやチェンという友達ができて普通に生きてきた
ジョンイン君に出会えて、テミン君とも知り合えた
私は一人ぼっちだって、そう思ってたのにそんなことなかったんだね
ずっと私の周りには誰かがいてくれて、誰かが私を見つけてくれてたんだね
そうやって、歳をとって
少しずつ大人になっていってたんだね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
