episode114 ページ15
BAEKHYUN SIDE
変化とか疑問とかそんな明確なものじゃなくて、どちらかと言えば違和感のようなふわっとした感じ
でも、それでも俺にとっては確信めいた何かがあった
BK「やっと頼ってくれたな」
そう言ってニカっと笑うと、目にいっぱい涙をためて俺を見る
あくまでも俺の前では泣きたくないらしい
あぁ、でもそっか
Aもギリギリだったんだな
BK「思ってること、言ってみ」
俺がそう言うと、体操座りをして膝に顔を埋めた
心の準備でもしてるんだろうと思い、そっとしておくと少ししてゆっくりと口を開いた
『…私、分からないんだ
セフナをあの時みたいに想えないの
あの時どういう風にセフナを見つめていたかうまく思い出せない
自分のことが分からないなんて、嘘みたいだけど本当に分からなくなっちゃった』
顔を埋めたまま紡がれる言葉
そこにはどこか重みがあって、そこにはどこか切なさがあった
お前ってほんと、真面目だよな
そういうとこ俺は結構好きだけど、でもそれで苦しむならもったいない
BK「…あの時みたいに想わなくてもいいんじゃない？」
『え？』
なに言ってるの？って顔をするA
BK「だって、人は変わっていくものだろ？」
『ベ、ク』
泣くなよ、バカ
お前は真面目すぎる上に優しすぎるんだよ
これだからほっとけないんだ
BK「大丈夫だよ
前に進んだって、誰も怒らないよ
変わっていくものを、移りゆくものを留めることなんて誰にもできやしないんだから」
薄々気づいてた
もしかしたらお前の時間はあの時のまま止まったままだったんじゃないかって
もしかしたらお前の時間はあのときに縛られたままだったんじゃないかって
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miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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