episode110 ページ11
YOU SIDE
SE「…、っ」
『え？』
よく聞こえなくて聞き返す
するとこっちを見て、トコトコと近づいてきた
SE「ヌ、ナ大丈夫？」
少しだけ拗ねた顔のセフナ
唇を突き出して、子供みたいだ
『あ、こけたやつ？大丈夫だよ！
テーピング巻いてもらったし』
そう言ってから、テーピングを指差して見せてあげた
しかしながら私の返答に納得がいかなかったのか、セフナは眉をひそめて私の手首を優しく掴む
ジョンイン君より優しくて、少しだけ冷たい手で
SE「そっちじゃないよ、バカヌナ」
いや、そっちもなんだけどってブツブツ言いながら冷たい手をしたセフナがつかむ私の右手
掴まれたそこは確かに赤く腫れていた
『あれ？赤い』
私がポツリとこぼすと、セフナがぎゅっとその手を握る
『痛い！』
SE「なんで気づかないの？！
こんなのに腫れてるのに！」
すごい勢いで話すセフナ
その顔はなぜか歪んでいて、なんだか申し訳なくなる
CY「落ち着け、セフナ」
チャニョルがなだめるように肩を抱く
セフナは何も言わない
黙ったまま下を向いた
『ごめん、セフナ
もう一回手当てしてもらってくるよ』
なんて言ったらいいのか分からなくて
この空間から抜け出したくて私はそう言った
SE「…僕も行く」
少しの間を挟んでから、セフナがボソッとそうこぼす
横のチャニョラに背中を押されていたのは知っていたけど、それでもセフナがそう言ってくれたことに少しだけ安心した
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miii(プロフ) - みほちんさん» コメントありがとうございます！ベクフンペンさんなんですね(^^)楽しみにしていただけて、光栄です！更新頑張ります！ (2016年7月2日 11時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - 変な文章にってますね^^;すみません。。最高のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)です（苦笑） (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
みほちん(プロフ) - ﾍﾞｸﾌﾝﾍﾟﾝとして最のｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝですね(^^)更新、楽しみにしてます♪ (2016年7月2日 8時) (レス) id: a1999e4ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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