ひまわり 2 (ページ9)

今日:22 hit、昨日:4 hit、合計:179,020 hit

episode58 ページ9

SEHUN SIDE

『え？』
目をおっきく開けて、驚くヌナ

SE「…僕ずっと前からヌナのこと好きだったんです
困らせてごめんなさい、でもヌナが好きです」

言うつもりなかったのに、振られたくないのに

でもヌナを目の前にしてこの気持ちを抑えることはできない
初めてのこの気持ちを僕はうまくコントロールできない

『…セフン君、ありがとう
私セフン君のことよく知らないから

友達から始めませんか？』

振られる！って思っ出たのに、そんな事なくて
ヌナは僕にそんな優しい言葉をくれた

その日から僕とヌナは友達になった

ーーー

SE「ヌナー、聞いて！聞いて！」

『どうしたの？』

SE「メンバーに選ばれたんだよ、僕」

『え、そうなの？！すごいじゃん
よかったね、セフン君』

ーーー

『セフン君何飲んでるの？』

SE「バブルティーです
これおいしんです！
部活前か後には絶対飲まないとなんです」

『本当に好きなんだね』

SE「はい！」

ーーー

SE「ヌナ、文化祭まであと3日だね」

『そうだねー』

SE「…僕と回ってくれる、よね？」

『ふふっ、もちろん
私と回ってくれるんでしょ？』

SE「も、もちろん！」

ーーー

『どうかした？』

SE「…うまく踊れなくって、ヒョン達にたくさん迷惑かけちゃってて情けないです
文化祭もうすぐなのに」

『そっか
これあげるから元気出して？』

SE「え、バブルティー？」

『うん！
部活後にこれ飲んでるセフナこの間たまたま見て、すごいいい顔してたから
これ楽しみに、今日も頑張っておいで？』

悩んでいたくせに、いきなりの呼び捨てに
頭が真っ白になって、やたらとやる気が湧いてくる

SE「ありがとう、ヌナ
僕頑張るよ」

多分ヌナの前にいる僕の顔は終始、りんごみたいだろうけど

それでも少しずつ
ヌナと僕の時間は着実に増えていた