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episode96 ページ47
TAEMIN SIDE
TM「んー、とりあえず
セフナのこともあるし様子見かな
でもあえて、告白するのもアリかも」
JI「告白するとか、何
好きだなんて一言も言ってないけど」
不機嫌な顔に今度は不機嫌な声までプラスされた
もう認めちゃえば、楽なのにって思うけど
ジョンイナは一筋縄じゃいかないタイプの頑固さだ
TM「はいはい
とりあえず、お昼休み終わるから教室帰ろう
セフナも帰ってきてるかもだし」
JI「…忘れてた
セフナ今日どこで飯食ったの」
不思議そうに頭を傾けて、僕の方を見る
…意地悪しちゃおっと
TM「え？そりゃ、ヒョンのとこじゃないの？」
みるみるうちに不貞腐れてく顔
分かりやすくて、見てるこっちが笑えてくる
なーんで、ごまかせると思うかな
本当ジョンイナって意地っ張りだ
まぁ、セフナは英語の点数が悪くて呼び出されてるんだけどね
なんてことは教室に帰れば分かることだから、本当のことはもう少しお預け
素直にならないジョンイナが悪い
＊
教室に帰れば、先生がすでにいて
黒板に大きな文字が刻まれていた
�狢琉藝廰�
あぁ、そういえば
そろそろだったなぁなんて思いながら机に突っ伏した
今年もこの時期がやってくる
そしてこの夏は例年よりもたいそう暑くて
何かが少し違うよな、何かが少し変わるような
そんな予感が僕にはしたんだ
確かに僕はそう感じたんだ
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