ひまわり 2 (ページ31)

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episode80 ページ31

BAEKHYUN SIDE

BK「セフナー、いつまでそうしてんの」

SE「ヌナが僕と話をしてくれるまで」

屋上でご飯を食べる
今日はいつものメンバーじゃなくて、俺とセフナのみ

セフナとAのことをチャニョラとチェンに話せば、たいそう驚いていた

チャニョラに関しては理解できたのかすら怪しい

理解できたであろうチェンは、Aとセフナはちゃんと話し合うべきだねって難しい顔をしながら言っていた

そして、問題は目の前のこいつだ

目の前に座るセフナはキノコが生えそうなほどにジメジメした顔をして、食堂で買って来たパンの袋を指で突くだけ

なんか俺も食べにくいじゃん、この感じなんて思いつつ声をかけた

BK「とりあえず、食えば？」

SE「ヒョン、食べていいよ
僕食欲ないし」
そう言って、また大きなため息を吐いた

さっきも教室に俺を迎えに来た時に、Aと顔を合わせていたけど
さらっと無視されていたのは目撃した

BK「無理やりどっか連れ去って、無理やり話せばいいじゃん」

SE「はぁー？
何言ってんの？ヒョンバカなの？！」

BK「お、落ち着け、落ち着け」

SE「落ち着いてられないよー
事は深刻なんだから」
目線を下げて、口をキュッと結ぶから
なんだか俺までなんだか息苦しくなる

こういう空気は昔から苦手だった

なんだか張り詰めていて、なんだか重たい

どうやらそれはセフナも同じみたいで

目線をキョロキョロ、足を曲げたり伸ばしたり
俺もセフナもじっとできない子供みたいだった