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episode60 ページ11
SEHUN SIDE
SE「ヌナ、僕だけを見ててね」
＊
BK「ヌナ、僕だけを見ててね
だってさ〜
お若いねぇ〜」
SE「ヒョン！やめてよ」
BK「ごめん、ごめん
あまりにもセフナがおもしろすぎてさ」
SE「悪いと思ってないでしょ」
BK「思ってる思ってる」
SE「ヒョンが言葉を2回繰り返す時は反省してない証拠ってヌナが言ってたよ」
BK「なっ！Aめ、俺のプライベートを洩らすんじゃないよ」
SE「あ、ヒョンそろそろスタンバイだって」
BK「もうそんな時間？！
じゃあ、セフナ頑張ろうな」
SE「うん」
今日は文化祭
午前中はクラスの出し物の店番をして、午後1番に部活で出し物を披露する
それが終われば自由時間で、ヌナと一緒にいれる時間になる
なかなかめんどくさい店番を終えて、急いでヌナの教室へ
はてなを浮かべるヌナを体育館の1番真ん中の前の席に座らせた
恥ずかしいけど、僕だけを見ててねってお願いして顔も見れないまま体育館の舞台裏へ逃げるように行く
後ろから歩いてきたベキョニヒョンにまさかのヌナに言った言葉を聞かれてて真似ばっかりしてくるから恥ずかしかった
そんなこんなで、
そろそろ僕たちの出し物の時間
僕が好きなもの、僕の得意なもの
僕の半分を占めるもの、僕の原点のもの
そんなダンスを見てほしい
ヌナにちゃんと見てほしい
そして僕のすべての想いが伝われば、いいんだけどなって思いながらステージにつながる階段を上った
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