episode2 ページ3
JONGIN SIDE
4人、いや正しくは2人が去った後
俺はもう一度机に突っ伏した
TM「おっはよー、ジョンイナ！」
どれくらい時間がたったのだろうか
テミナの声で顔を上げる
「…ん、はよ
腹減った」
もう昼飯の時間じゃん
TM「ずっと寝てたくせによく言うよ
早く購買行こう？」
「…今日はチキンが食べたい」
TM「いつもそれしか食わないじゃんか」
テンションの高いテミナをスルーして購買へ向かう
ー…
購買へ着けば人の多さにギョッとする
ジロジロと見られる視線や臭い香水の匂いをさせたやつがわざとぶつかって来たり、ギャーギャー騒ぎながら後ろをついてきたり
鉄仮面みたいな化粧をしたやつが馴れ馴れしく話しかけてきたり
飯は大好きだけど購買は俺にとっては苦手な場所の１つでもある
TM「今日もめんどくさいねー」
「…」
気がつけば息も白くなるような12月で
横で手をこすって暖めるテミナが目に入る
寒そうだし今日はパンにでもして教室で食べるか、そう聞こうと思った瞬間
『あー！ジョンイン君！』
聞きなれた声に遮られた
そしてあっという間にその声の主は俺の近くにやってきた
TM「あ、ヌナじゃん」
『あ、テミン君もいたんだね
ジョンイン君今日もチキンにするの？』
JI「…」
『あー、考え中なんだね！』
TM「ヌナ相変わらず、メンタル鉄だよね」
『ん？なんか言ったかな、イテミン』
TM「何も言ってません。
一言も喋っておりません。」
『そ、ならよかった』
BK「おーい、A行くぞ〜
ってまた、ジョンイナに嫌がらせしてんの？」
『ん？なんか言ったかな、ビョンベッキョン』
BK「言ったもなにも…」
TM「ベキョニヒョン！前前！前見て！」
ベキョニヒョンの前には明らかに怒った顔の人
BK「えっと、うん
ゆっくりでいいよ
あっちの方で待ってるからね、うん」
『ビョンベッキョン』
BK「すみません。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 341人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miii(プロフ) - テテベクさん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて嬉しいです。頑張ります (2016年3月28日 23時) (
レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
テテベク - なんか、感動的ですね！更新楽しみにしてます (2016年3月28日 10時) (レス) id: 1e1c9f5236 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ももたろうさん» コメントありがとうございます。素敵なコメントを頂けてとっても嬉しいです！更新速度が遅いのですが楽しみにしていただけたら幸いです(^^) (2016年3月20日 18時) (レス) id: 51c95e82cc (このIDを非表示/違反報告)
ももたろう - なかなか折れないジョンイン素敵。そっけない態度がたまんないぜ!!なんて思いながら読んでます(笑)ヌナの正直でポジティブでストレートで変に人見知りなとことか大好きです(*^_^*)この二人の恋が成就するのをテミンちゃんとともに見守ってます。更新楽しみです＾＾ (2016年3月20日 12時) (レス) id: e2049e8ae6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
