スイッチ ページ22
*
「…かわいい」
そんなことを呟きちゅ、ちゅ、と色んなところにキスをしてくるキヨ
『やーめーてー。いまテレビ見てるの』
ソファーで私を膝に乗せ後ろから抱きつきキスをしてくるキヨの顔をぐいぐいとおすが
「やめねぇ」
と言うとキヨはまたちゅ、ちゅ、と唇を色んなところにおしあててくる
『っ、ちょっ、と、』
くすぐったい、と言い膝のうえからのこうとするとキヨは抱きしめていた力を強めてがっちりとホールドしてくる
「逃げんなって」
私を逃がさないように片手で抱きしめてきてもう片方の手でテレビの電源を切った
テレビの音がやんだから部屋がしん、とする
「ほら、ちゃんと膝の上乗って」
若干強引にぐいっと引っ張ると逃げようとすこし浮かせていた腰も意味がなくまたストん、と腰を下ろさせられキヨの膝の上。
『やだやだ、キヨずっとキスしてくるもんっ』
ぎゃー、といい逃げようともがくも力で勝てるわけがなく逃げれなかった
「俺はキスしてぇの」
『私はやだ』
「…」
『やだやだ！くすぐったい！』
ただただ無言でキスをしてくるキヨ
するとちゅ、ちゅ、とキスをしていたキヨが首もとに差し掛かった瞬間ぴたり、と動きを停止した
『…キヨ？』
どうしたのかと思い名前を呼ぶと首もとにちくりとした痛みが走った
「…おー、綺麗についた」
首もとを綺麗な長い指でするりと撫でてくる
『っ?!!』
嫌な予感がしてすぐ近くにあった手鏡をもち首もとを確認すると、赤く蚊に刺されたようなものができていた
『つ、つけたな、』
ぷるぷると身体を震わせながらキヨの方を向いて、しかも見えるところに！と叫ぶとキヨは1度目を大きく開けたかと思うとにやりとわらった
「…その反応、かわいすぎ」
キヨはそう言うと私をソファーに寝かせ上の服のボタンを丁寧にひとつひとつあけてくる
『!?!ちょ、ちょっと、まさかや、やるき？！』
そう言いながらキヨの手を抑えるといとも簡単に上で拘束された、
「そのまさか。やるぞ」
そういうキヨの顔はどこか色っぽくスイッチがはいったような表情だった
キヨがこんな顔しちゃ終わりだな、と思い私はキヨを睨みつけながら身をゆだねた
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更新するのがおそくなってしまいました！すいません！
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結月。(プロフ) - 出会えてよかったと思える程、凄く大好きな作品でした。幸せな時間をありがとうございます︎✿ もう更新されることは無いと察してしまい、すごく寂しいのですが、この作品が大好きだという想いを残します。作者様がどこかで、幸せな日々を送っていますように…。 (6月11日 5時) (
レス) id: 286dc51d91 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 帰って来てください！まってます (2022年6月18日 6時) (レス) @page27 id: b00788c76e (このIDを非表示/違反報告)
たまきち - 次が楽しみ！受験頑張ってください！！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: f6fbb40b08 (このIDを非表示/違反報告)
ロリ缶(｀・ω・´) - 来年の四月が楽しみだぁぁぁぁ早く帰ってきてくださいねー(´・ω・｀) (2019年10月14日 6時) (レス) id: 6cbbab4ad6 (このIDを非表示/違反報告)
しふぁ - 頑張ってください (2018年12月31日 23時) (レス) id: c73843218a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田。 | 作成日時：2016年8月8日 18時
