俺、怒ってるよ? ページ27
Asaid
『んん…』
目を開けると見慣れた天井。
隣には大好きな人の寝顔。
『いった…』
そして、頭痛。
頭ガンガンする…
と「ん……A…
おはよ。」
『おはよう…』
と「なに、頭痛いの?」
『うん…』
ベッドサイドにあったお水を渡してくれる。
ゆっくり身体を起こして受け取ったお水をちびちび飲む。
と「昨日のこと、覚えてる?」
『え?』
と「昨日どうやって帰ってきた?」
『えーっと…』
昨日は友達と飲みに行ってて、みんなで楽しくお話ししてて……あ、お店で共通の友達と合流して…それから……
あれ、思い出せない…
途中で合流した友達は学生の頃から少し苦手なタイプの子だった。
早く帰りたいなって思ってた記憶はある…
私どうやって帰ってきたんだ?
と「はぁ…やっぱり覚えてないか。」
『あのー、わたし…』
と「Aからの電話出たら知らん男が喋ってくるし、店行ったら酔い潰れて寝てるし、家連れて帰ってきたらめちゃくちゃ甘えてくるし…
俺、怒ってるよ?」
としみつくんからの話を聞いて絶句。
私昨日酔い潰れちゃったの?
しかもとしみつくん迎えにきてくれた?
甘えてきたってなに!?
それはもうかなりの誘惑でしたよ→←柔らかいのが当たってんのよ…
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作者名:mimi | 作成日時:2021年8月28日 23時