493話 ページ43
✩
「りっちゃ〜ん!!」
「A〜♪」
私はりっちゃんを見つけた瞬間、抱きついた
するとりっちゃんは頭を撫でてくれて、とても幸せな気持ちになった
それを見ていた瀬名泉さんには呆れられたけど…
「あんたらねぇ…自分がアイドルだって自覚ある訳?」
「まぁまぁ泉ちゃん。お互いのファンの間でも、そこは認めざるを得ない雰囲気になってるんだし」
「Aを許せないファンは俺のファンじゃないもん〜…ふぁ、あふ」
「あはは、私はそこまでじゃないけど…」
でも、りっちゃんを悪く言う人は嫌だなぁ
う〜ん、そんな人いたらやだな
「まぁ私はりっちゃんのライバルだけどね!」
「わ〜い、ライバル〜♪」
「えへへ〜♪」
「ライバルの意味分かってるのか尋ねたいとこだけど…そろそろレッスン始めるよぉ」
「あれ?朱桜さんまだ…」
すると、何ともいいタイミングで朱桜さんがやって来た
よく分かったなぁ…
足音でも聞こえてたのかな?
「日直の仕事で遅れてしまいまして…はぁ、一向に教室から出てくれないので難儀してしまいました」
「ふふっ、司ちゃんお疲れさま…♪」
「ありがとうございます♪」
人も揃ったし、そろそろ始める感じかな
「Aちゃんは体力作りをすること。いい?」
「はい!」
「ふふっ、ちゃんと返事ができて良い子だねぇ…♪」
「むっ…」
今日も頑張ってレッスンしていこ〜♪
12人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤月 音 | 作成日時:2021年1月31日 6時