優等生の秘密２【あんスタ】 (ページ8)

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何も聞いてないそうですページ8

れいside

｢黙れ殺すぞクソ皇帝が｣

｢酷いじゃないかれいちゃん…めそめそ｣

｢あーあ。れいがエッちゃん泣かせた～｣

｢これどう見ても嘘泣きでしょ！｣

…ん？

あそこで鳥に囲まれながら体育座りしてるのってAちゃんだよね

相変わらず動物に好かれる体質だなぁ…

微動だにしないけど、もしかして怪我してるの！？

｢Aちゃん！どうしたの！？…あっ、熱はもうないんだね！｣

｢…れいちゃん｣

｢ん？なぁに？｣

｢ごめん、真緒にばれた…｣

｢え…｣

衣更、Aちゃんの家に行ってたんだ

家に、ひとりでお見舞いに行って、しかも休日の昼間って家族が誰もいない時間帯に…

…へぇ(怒

｢なになに？どうしたの？｣

｢A？気配なさすぎて気づかなかったんだけど｣

｢り、凛月さん…私…｣

｢ん？あんたがま～くんに告白されたことなら知ってるよ。確かもう一回頑張るぞ～みたいな事言ってたよね｣

｢え！？告白！？｣

あたし何も聞いてないんだけど！！

うぅ、Aちゃん恥ずかしがり屋さんだもんね…

言ってくれれば良いのに

｢私とれいちゃんが仲良いってこと真緒にばれて…｣

｢えぇ！？｣

｢うんうん。続きが気になるね♪｣←

｢エッちゃんは黙ってて｣

こいつら黙るってことできないの？

Aちゃんは落ち込んだ顔で、あたし達に話してくれた

｢真緒、勘が鋭すぎて私があの時助けた人だって気づきかけて…嫌いって言っちゃった…｣

｢…あ、あぁ、そういう事か。友達ってこと以外は、ばれてないんだ？｣

｢うん…｣

素直な子だから、好きって言ってくれた人に対して嫌いって言ったのを気にしてるんだね

あたし的には、あいつらとつるんでることが知られなくて安心してるけど

…Aちゃんはあたしらと違って、優等生だから