優等生の秘密２【あんスタ】 (ページ41)

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正当防衛だそうですページ41

衣更side

今日はAと電車に乗って仕事先の人に挨拶しに行くことになった

さっきはAに切符の買い方を教えたり、今はこうして一緒に電車に乗ったり…

俺は幸せ者だな～♪

｢真緒。スカートに何か付いてる？｣

｢何もないけど…急にどうした？｣

｢ううん、なんでもない。ありがとう｣

Aが何もなしに質問してくるなんて事ないだろ

スカート？

いつも通り綺麗だけど…って！いつも見てる訳じゃないからな！？

｢A？｣

｢えっ？な、なに？｣

｢顔色悪いけど、体調でも崩したのか？｣

｢ううん。全然平気だよ｣

子鹿みたいにプルプル震えながら言われてもなぁ…

やたらとスカートを気にしてるみたいだけど…ってあぁそういうことか！！！

俺は近くにいたおっさんのスマホを取り上げた

｢おい。あんた今なに撮ろうしたんだよ｣

｢ひっ…｣

｢あぁ、やっぱり。次の駅で降りますからね｣

｢ご、誤解だ！俺は別にこんな地味女を撮ったりする訳ないだろ！！｣

はあああぁぁ？←

この超可愛いAのどこが地味女だ！！

見る目ないにも程があるだろ！！！！

｢ま、真緒…誤解なら良いんじゃない？｣

｢駄目だ。ていうか許すな！今の見ただろ？思いきり盗撮してたじゃないか。良いからあとは任せとけ…｣

｢このクソガキ！！違うって言ってんだろ！！！｣

｢うわっ！？…え？｣

俺がおっさんに殴られそうになると、Aは待ってましたと言わんばかりに、満面の笑みでそいつの腕を掴んでいた

｢正当防衛だから仕方ない…♪｣

｢痛い痛い痛い！！離してくれ！腕を折るつもりか！？｣

｢？そうですけど｣

やべぇ惚れる←

…ってそうじゃない！

い、今の動きは完全に…それじゃあ、まさか…！