優等生の秘密２【あんスタ】 (ページ19)

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ヒビが入ってましたページ19

｢あれ？れいちゃんがいない｣

｢おいチャラ男。れいはどこに行ったんだよ｣

｢ふっふっふ♪れいちゃんは俺が隠したから、頑張ってAちゃんは見つけ出し…ひぃっ！？｣

何言ってんだこいつ←

私が思いきり壁を殴って逃げられないようにすると、たまに見かけるれいちゃんみたいな金髪は怯えてた

…あれ、この人前助けようとしてくれた先輩だっけ？

なんか覚えにくい人だよね

｢か、壁ドンしてくれるなんて嬉しいな～なんて…｣

｢れいちゃんはどこですか｣

｢棺桶の中だよ！あと、できればもっと優しい壁ドンをお願いしたいかな！？｣

｢んん～…今の音なに？花火…？｣

｢はっ！れいちゃ～ん！何もされてない？ていうか何でこんな場所で寝てたの？もしかして誘拐された？｣

私はすぐにれいちゃんの元へ駆け寄った

昔から危なっかしいんだから…

｢ふわぁ…あぁ、よく寝た～！実は最近、仕事をここでサボってるんだよね～♪｣

｢なんだ、そうだったんだ～♪｣

｢その説明で納得するんじゃな。おぉ、また軽音部の壁にヒビが入っておる…馬鹿力じゃのう…｣

ヒビ？元から入ってたんじゃないの？←

もしかして修理代とか取られるのかな

それはちょっと申し訳ないけど、はっきり教えてくれなかったあの先輩が悪い

｢どうせすぐ別れるんじゃろ。金しか興味ないくせに｣

｢はぁ！？クソにも程があ…｣

｢れいちゃんになんて酷いこと言うんですか。ヒジキみたいな頭しやがって｣←

｢心にグサッときたぞい…お～いおいおい｣

｢それは吸血鬼ヤロ～が悪い｣

本当のことを言ったまでだから、私は悪くない

…と思う