叛逆 ページ20
涼太side
「もう1人のこと忘れようとしているでしょう?西園寺さんに恐れて?」
桜が放った言葉はかなり強烈だった。
何度も忘れようとしたけれど゛あの光景"がどうしても頭に焼き付いてしまって忘れることができなかった。
桜の言った通りかつて紀子ともう一人女性メンバーがいた。
???『頑張ってください!!片寄さん!!』
涼太の記憶にもう1人のメンバーを思い出す。
名前もはっきり覚えている、あの子は紀子と違いまじめで皆に優しかったあの子、俺の初恋の相手でもあった。
けどどうして俺はあの子をいじめてしまっただろう.....俺の初恋だったのに。
紀子『全部あの子が悪いの〜泣』
???『っ..........!?』
そういえば紀子が加入してジェネはあの子をいじめるようになった。
けど亜嵐くんだけいじめずいつもあの子を庇っていた、でもそれが余計に腹立たしくなりあの子をいじめようになってしまった。
亜嵐くんに嫉妬してしまってあの子を八つ当たりをしてしまった。
「゛何かのために仕方なく自 殺した"もう1人を覚えていますかね.....?」
仕方なく自 殺した原因.....それは俺だった。
あの子は俺のスキャンダルを避けさせるために自 殺した。
俺は゛初恋の子を殺した"俺のため、ジェネのために.....
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作者名:天井桟敷 | 作成日時:2020年2月15日 21時