RyeoWook's Valentine/9 ページ34
玄関の すぐ隣の部屋。
手を引かれて 入った僕は
パタン、と ドアを閉めると
背中からユリを抱きしめる。
RW「好きだよ」
言葉にしなきゃいけない。
ユリ「私も・・」
RW「ずっと楽しみだった、部屋 入れてもらうの
・・でも、色々 見せてもらうのは、後にする」
ユリ「うん・・」
宿舎暮らしの僕と
実家暮らしのユリだから、いくら
気持ちが通じ合ってる
そう 思っていても
”愛し合う”という行為が少ない分、もっと
言葉で
態度で
示さなきゃいけないんだ、きっと。
小さな気付きにも 敏感になってなきゃ。
いつか ユリを愛する誰かが
僕以上の想いを 伝えても
ユリ自身が 迷ったりしないように。
RW「緊張してる、ね」
ユリ「緊張・・、してる」
RW「僕もだから・・ね？」
部屋の暗さに 目が慣れてきたから
腰から上に セーターを脱がしていくと
見えたのは
スルっとした生地の キャミソール。
増えた素肌の領域に
ドキドキを抑えきれないまま
そこに 口付けを落としながら
無我夢中で 彼女を求めた・・・
RW「ごめん・・、大丈夫？」
僕の下で可愛い声を出す ユリに
色々ぶっ飛んで、ものすごく
がっついてしまって・・
息絶え絶えで・・少し
涙目になってる ユリに
また 煽られそうになるのを
堪えながら 問いかけたら
うん、って
恥ずかしそうに 答えてくれた。
RW「今更だけど、ベッド 狭いね(笑)」
ユリ「だって 一人用だもん」
RW「呼んでもらった僕が こんな事 言うのは
厚かましい、って 分かってるんだけど、」
ユリ「ん？」
RW「これじゃ狭すぎて 眠れないんじゃない？」
ユリ「うん。だから リョウクはベッドで寝て？
私、この下に お布団敷くから」
RW「は？何それ、意味 わかんない」
ユリ「え？ど、どうして？」
どうして、だって？
この人、本気で言ってんの？
RW「せっかく泊まりに来た 彼女の部屋で
どうして 別々のお布団に寝なきゃいけないの！？」
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miki(プロフ) - 空さん» 兄さんぺんさま、なのですか？なんでもすき、って盲目！こちらこそおそまつさまでした〜また遊びにいらしてくださいね♪ (2015年3月1日 14時) (
レス) id: a326124368 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 兄さんなら、なんでも大好きです*><* 兄さんってだけで･･･!ごちそうさまでした (2015年2月26日 17時) (レス) id: 439c834867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2015年2月13日 8時
