【キ．ヨ】 レ ン タ ル 彼 氏 始 め ま し た 【実．況．者】

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3人の顔写真を見て首を捻る




確かに、3人とも容姿が綺麗で、いかにもモテてますって感じのイケメンだけどさ

正直「この人！」っていう人いないし別に3人の中の誰でもいい。




『あの、誰でもいいんですけど、』




そういうとレトルトさんが「じゃあ俺は？」と聞いてくる




まぁ、キヨさんと牛沢さん、このふたりは性格悪そうだしたぶん合わないと思う。


あの茶髪の男性はいま会ったばっかで一言も喋ってないし、名前も知らない。




それを考えたら1番レトルトさんがいい人そうだしそれでもいいかもしれない。




「ま、俺オーナーやから借りれんのやけどね？」



冗談！と笑うレトルトさん





「俺、平川誠也。ヒラって呼んで」




そう言ってお茶を出しれくれる茶髪の男性





『あ、ありがとうございます。』




うーん、キヨさん、牛沢さん、ヒラさん




ほんとーに誰でもいい。というかまず自分自身フジを見返すとか思ってなかったからほんとはレンタル彼氏なんていらない。




『えっと、じゃあこの3人の中で人気な人でいいです。』




男の人選ぶとかできないし、人気の人って言ってたらいいかな。




なんて考えた数秒前の私を恨む。








「おー、りょーかい！









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キヨくん、仕事だよ」





『…は？』






そうレトルトさんが後ろの椅子に座って牛沢さんと話していたキヨさんに呼びかけた




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