取り合い…ジョット＆ツナ(ハイパー) 《リク》 ページ18
初めまして。
私は今、大変奇妙な2人に迫られている真っ最中です。
まず1人目は私の元クラスメイトで現上司の沢田綱吉君。
脳天にある銃弾を撃ち込んでまるで二重人格のように凛々しくなる、普段は優しい人です。
2人目は初代ボンゴレというらしいジョットさん。
先程ボスの証であるリングから飛び出してきた幽霊さんらしいのです。
正直、綱吉君とよく似ていて髪の色と背や声くらいしか判別する材料がありません。
しかもこのお方、どうやら綱吉君の先祖らしいのです。
……そんな2人が私を巡って激突しているみたいで。
「デーチモ、紫苑はオレのものだ。大人しく手を引け」
「プリーモに言われたくない。
紫苑はお前のものでもないから、さっさと成仏しろ」
このように綱吉君はハイパー化してまで睨みあってます。
この場の気温が氷点下まで下がっている気がするのは……気のせいでしょうか。
「はっ、らちが明かん。
ならば実力で決めようではないか」
「分かった。俺も本気でいく」
「それはこちらのセリフだ。
我が子孫といえど、容赦はせん」
ああ、ついに実力勝負に出るらしいです。
しかも私の事忘れてません…？
貴方達がぶつかり合ったら私など、風に攫われるゴミのように飛んでいきますよぉ？
お〜い……聞いてないようです。
「ってか、ここは天下のボンゴレアジトですよ！？
未承認の書類などが多々あるんですよ！
そんなところでドンパチやったらどうなるかぐらい、分かる筈でしょう！」
慌てて私はそう言った。
そうだった。
ここはボンゴレの中でも特に重要な場所、執務室だった。
こんなところでいくら初代や�樟い箸い┐鼻∪錣┐仟臺僂併�になってしまう。
「……ふむ、そうだったな。
ならば紫苑、お前が決めてくれ」
「……へ？」
「そうだな。
紫苑……俺と初代とどちらがいいか、お前が決めてくれ」
これまた面倒な事態に陥ってしまいました。
つまりはジョットさんか綱吉君か私自身が選べ、ということなのでしょう。
「オレならお前を守ってやれる。リングを通って我らの時代へ来い！」
「俺なら一緒に戦っていける。この時代で俺達と生きろ！」
私の選択次第で、これからの運命は変わるのだろう。
「「さあ、オレ／俺を選べ」」
貴女は、どちらを選ぶ？
(それならば、私は――)
取り合い…ベル&フラン 《リク》→←過保護…ツナ＜黒＞ 【激甘】《リク》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
misyou.go2(プロフ) - 桜もちさん» こちらこそありがとうございます(*´艸`) (2017年4月16日 21時) (
レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - そういうことだったんですね、わかりました。改めてとても素敵なお話でした！ (2017年4月16日 20時) (レス) id: 1907d70f44 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - 桜もちさん» あ、読んで頂けてありがとうございます！注意文については、ボスが故人になっているので、苦手な人には苦手らしいということで……【死ネタ】とした方が良かったのでしょうが、夢主が死んだわけではない(死にかけではあった)ので一応…… (2017年4月16日 19時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - 新たに更新されたお話読みましたが、読む人を選ぶとはどういうことですか？よ、読んでしまってよかったでしょうか(汗)切なくてとても感動しました！いつも応援してます。 (2017年4月16日 18時) (レス) id: 1907d70f44 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go2(プロフ) - 闇の道化師さん» いえいえ〜読んでくださってるだけでも至極光栄ですから〜(*´▽｀*) (2017年4月14日 17時) (レス) id: ffd771d2d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：misyou.go2 | 作成日時：2016年8月12日 21時
