ごめんね。 ページ29
みなさん、こんばんわ。ボク今誘拐されてます。知らん奴に。まぁ、でも誘拐される前に手下達に連絡しといたから助けに来てくれるだろうケド。
ルーファ「あの、さっさと離してくれませんかネ。」
？？？「黙れ。お前は静かにしてろ。」見た目は黒のパーカーに白髪。顔は仮面で見えない。多分相当ボクに恨みを持ってるんだろうネ。
？？？「お前は何故生きている？」は？何こいつ。いきなり過ぎない？
？？？「お前なんかに生きる価値なんてないだろう？ただでさえ何もできない出来損ないなのに。何故未だに心を持っているんだ？」
ルーファ「そんなのボクだってわかんないヨ。文句を言うならボクをまだ生かしてるこの世界に言ってヨ。」
？？？「憎たらしい、お前のその態度。昔から変わっていないな。」成程。ボクの知り合いか。でもこんなやつ見たことないな。まぁ、白髪でボクの知り合いって言ったらもう“家族”しか考えられない。だとしたら、、、
ルーファ「ボクも憎たらしいと思うヨ。君のその口調。すんごい喧嘩腰だネ。そんなにボクの事が嫌いなの？兄さんは」
兄「はっ、もう俺の正体に気づいたか。相変わらず“いい意味で”頭が冴えてるな。」
ルーファ「やだ、褒めてくれるんだ？その言葉すごーく嬉しいヨ、ありがとう。」と皮肉ありで言ってみたらすぐに舌打ち。ホント相変わらず。兄さんの名前はライド。
ルーファ「んで？兄さんはボクにどうしてほしいの？」
ライド「そんなのひとつしかないだろ？死んでもらいたいんだよ。勿論苦しんでね。母さんの分まで」
ルーファ「は？母さんの？なんでそこで母さんが出てくるのサ。」
ライド「そりゃそうだろ？あんなに力を入れて育てた奴が出来損ないで、クソ使えない黒猫だからお母さんは死んだんだ。
お前のせいでお母さんも死んで、お父さんも消えて、俺も愛されなかったんだ。全部お前のせい何もかも。お前なんて生まれてこなければ俺も愛されたままだったのに！」
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作者名：mikenuko | 作成日時：2024年3月13日 19時
