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大倉の腕から離れると少し離れて立つ櫻井の側まで行き震えながらもその大きな身体に腕を回した。
さっきより滲む櫻井の顔に笑うと頬を摘まれる
いつの間にか大倉はその場を後にしていてそこには二人だけしかいなかった。
「せんぱい、好き。」
「……」
「ゆっくりでいいなんて言ったけど無理。せんぱいのこと俺にくれない？」
「なんで上からやねん」
「…先輩の人生も背負わせて。」
ツッコミを入れても止まらない櫻井に腹が立ってキスをした
俺から仕掛けたそれは合わさって離れた瞬間に後頭部を掴まれてもっと濃く深いものへと変わる
「……ん、…っん、………んぁっ」
リードをする側でもこんな濃厚なの出来ない。
きっと櫻井はキスが上手い。
そんなきっかけで付き合い始めたわけだが、
相変わらず櫻井はモテる。
「しょうくぅん…」
猫撫で声で甘く呼ぶ女の子も絶えない
運悪くも隣の席でどうしようもできない俺は苛立つ感情から逃れるように給湯室へと逃げ込んだ。
「『しょうくぅん』なんてきしょいよなあ」
大倉、言葉には気ぃ付けろ。
お前もそんなんやけどモテんねんぞ
「よう言わへん。」
「とか言って、信ちゃんほんまは呼びたいんやろ」
「…ちゃう」
「ほんま素直やないなあ」
ヨシヨシと俺よりも高い大倉から頭を撫でられる。
瞬間、反対側から腕を掴まれるとそのまま連れ出された
「っ…さく、さくらいっ」
呼んでも聞く耳を持たず使ってない資料室へと入り込んだ
「なん…っ、……ふぁ、やめ、……んっ」
声を出す前に口を塞がれて身体も固定されては身動きが取れない
クチュっと音が鳴って離れる唇に
腰が抜けた様にその場に座り込む
整わない呼吸に手の甲を唇へ宛て短く息をする
視線を合わせて屈み込む櫻井の頭を叩いて
「こんなと…こで、なにすんねんっ」
呼吸の合間に咎める
「…先輩は俺のなのに。」
真っ直ぐに伝えてくる櫻井に胸が高鳴った
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苺オレンジじゅーす - 更新待ってます。頑張ってください (2020年2月29日 15時) (
レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
シオリ(プロフ) - またリクエストさせていただいてもいいですか？キングオブ男のチムニー（大倉）が気弱なニノを助けてチムニーを探すために強くなってー的な感じの話が見たいです！攻め受けに関してはどちらでも大丈夫です！ (2019年10月10日 18時) (レス) id: 9068b96eb4 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - お久しぶりにリクエストさせて頂きます！ 横山くんと相葉くんをお願いします (2019年10月10日 17時) (レス) id: c8b4a0dfff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年10月10日 16時
