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「そこずっと居らんと、入ってきいや。」
「ええの？…じゃ遠慮なく〜。」
そうして入ってきたのはマル。こと丸山隆平。
マルは別の事務所でデビューして雑誌の表紙を飾っていたのだが横山が惚れ込んで熱心にスカウトし続け『インフィニティ』へと移籍をしてくれた。
「なに、どうしたんや。」
「隆平、今日は事務所寄る予定やなかったやん。」
「裕ちんに会いにきたんやけど、それよりこの子の撮影が目に留まって。」
…俺より？
なんて言いたげな横山の表情は置いといて
「…見るか？」
そう誘えば一緒に写真をチェックする。
「なかなかええ目付きしてはるわ」
「お、分かるか？」
「そりゃもちろん。」
数枚を見定めてどの写真で売り込んでいくのかと考える
「僕はこの目線外したやつがええ思う。」
そのマルの選択も分からなくもない。
「んー。そうだなあ…でも顔分かるようにするんやったらその正面のやつなんよな。」
「あー、そうかー。」
「……なんか、むず痒いねんけど。なにこれ」
自分の写真を見比べられながら
感想を言われ続ける大倉から声が上がる。
結局正面向いたのと笑顔の二枚を選んで
ホームページにてページ作成をすることになった。
「…それで、この子の名前は？」
マルの場合モデルとしては 'Ryu' の名を使ってる
「ただよし、だと発音しにくいねんなー…。」
「それやったら、'tatsu' は、どう？僕とお揃いみたいやん。」
「やっぱお前と並んで二大塔で売っていく方向で進めっかなー。」
そうして決まった芸名に、大倉も反論なしで順調に進む。
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
