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コテン、と首を傾げる仕草に
コイツやりよるな、って
よう分かってるやん、って
もはや頭の中ではコイツの新しい世界での仕事の顔ばかり浮かんでしまう。
「………あのさ、大倉くん。住んでるとことかあるんちゃう？」
横山からの助け舟
「あ〜、売り払っちゃった。やってここの事務所ってホテルもあるんやろ？家なん必要ないやん。」
「なら、そっちで住めばいい」
「いや、ヒナちゃんそれが………」
今月から三ヶ月ほどマンスリー契約を入れてしまったお陰で部屋が空くのは早くて九月になる、とのことだった
「……な？やからええ案やと思わへん？」
一緒にいればきっとスキャンダルだって出てこないだろうし、と村上を後押ししそうな言葉を言ってくる
「確かにヒナの家、ひと部屋空いて…」
余計な事を言う横山をジロリと睨むと
悪びれもない表情でごめんごめんとカラ謝りしてくる
「…減るもんやないやろし。なんならスミズミまでお世話しちゃうし。」
減るわ。色々とすり減るわ。
…スミズミってなんやねん、肝心なとこ省くなよ。
俺の心のツッコミはヨコの声によって蓋をされた。
「…ええんやないかな、」
こんな変な話に珍しく乗り気の返答。
いや、この場合は状況をただ楽しんでるだけって事もあり得なくはない。
「…いや、あのな………」
「……………だめ？」
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
