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今日の朝はしんちゃんと家を出る時間が同じだったから送ってくれるはずだったんだけど
仕方ないから北山に連絡を入れる。
程なくして到着したと連絡が入り
渋々ながら仕事へと向かった
「社長、大丈夫そうでした?」
「うん、やけど俺が心配やし…てか、もう敬語辞めて言うたやん。同い年なんやで!」
「…そうでしたね。まあ徐々に外していくよ。」
「うん、仲良うなりたいし!」
「そりゃ嬉しいわ。」
「あ!でな、…俺撮影でずっとスタジオやし…外出るタイミングも無さそうやから、おつかい頼んでもええ?」
「冷えピタとか?」
「そうそう、ゼリーとかも。」
「ん、喜んで。」
本日の撮影スタジオに着けば北山とはここで別れた。
撮影は一日とかからない。
その予定で聞いているのでより早く終わらせようと
いつもより気合いが入る
どうやら今日は俺のデビュー写真を撮ってくれた達川さんの助手である竹本さんがカメラを握るらしい。
「いま勉強中なんだけど、tatsuのことも撮らせてみていい?」
達川さんにそう聞かれると返す返事はひとつしかない。
そうなると早くは終わらないな…
と少し覚悟した。
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして!コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください!! (2019年6月30日 21時) (レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです!これからも更新頑張ってください! (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこ。 | 作成日時:2019年6月21日 3時