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初めに異変に気付いたのは
隆ちゃんたちとのご飯から五日と過ぎた朝だった。
一昨日から朝飯を食べてくれる量が減ったなぁ
とは思っていた。
でも、夏だから
時期的にも食欲はなくなるから、
そういうことなんかな、って勝手に思ってた
だけど今日ばかりは見逃さなかった
しんちゃんの頬は少し紅潮していて
なんだか熱っぽい…
そんな気がしてオデコに手を伸ばす。
「…ん、なんや。」
「しんちゃん、熱あるでしょ。」
「んなもん、動いてたら治るやろ。」
まあ確かに“病は気からや”なんて言ってそうだけど。
「……今日は休まなあかん。」
「なんでやねん。」
「はぁ？行く気なん？アホなん？」
「アホちゃうわ。」
「せやったら俺の言うこと聞いて。…いや、もう俺から横山くんに連絡する。」
差し出した携帯を取られる。
「…自分でやる。」
最初からそう言えばええやんか。
横山くんからの許可も取れて
しんちゃんのお休みが決まった。
残念なことに俺はこれから仕事で
出掛けなければならない。
どうにか休めないかなんて思っていると
表情に出てたみたいで
「大倉にだってお前を待ってくれてる人がおるんやから、休むとか俺が許さへんぞ」
社長な顔したしんちゃんに
そう言われてしまえば従うしかない。
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
