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ページ27

*

「…なあ、しんちゃん。今日何の日か知ってる?」


「うん?…今日か。」


tatsuとしてのデビュー日?
なんや、祝って欲しかったんか。
プレゼントなんてなんも用意できてへんのやけど……



「うん、七夕やんか。」



「…………お、そ、そうやったな」

「曇ってんねんでー。会えてんのかな…」


「織姫とー、…」


「うん、彦星ね。」

想像と違いすぎる話に思考も脳内も付いていけない



「…なんや大倉。会いたい人でも居んのか」


「そうとはちゃうけどさー、」

「んなら感傷的なんなや。」


「しんちゃんは、…しんちゃん。」


「ん、」


「俺を置いてったりせんとってな。」


よう分からへんけど

どうするのが正しいのか



正解なんてあるようでない気がする


それだけど今は



目の前の大倉を抱き締めずには居られなかった


「…二人で大きくなっていこうな。」


短冊にも書いてない願いを
地上の流れ星に唱えた


*


っくぁー。
遅れました!!!

七夕。

続きが浮かんでは直してを繰り返してたらいつの間にか日付に先越されてた…。

七夕って基本曇りですよね。
雲に天の川を隠して二人は会ってるんでしょうか。

なんて。

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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして!コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください!! (2019年6月30日 21時) (レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです!これからも更新頑張ってください! (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこ。 | 作成日時:2019年6月21日 3時

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