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*
駐車場に車を停め、エントランスをくぐる。
『オカエリナサイマセ、ムラカミサマ』
「お。今日はお前のお出迎えか。」
無機質な音で迎え入れてくれたのは
これまた最新型のAIくん。
普段はコンシェルジュさんもいるのだが遅い時間だったりするとAIくんが迎え入れてくれる。
「え、なにこれ」
興味津々に触る大倉。
「大倉も登録させとくか」
エントランス2枚目の扉は鍵の代わりにコイツに顔を向けると解錠してくれる。
大倉がAIくんと見つめ合って認証を終わらせ
『オオクラサマ、ヨロシクオネガイイタシマする。』
少し変な日本語で喋る
「じゃ、行くで。」
エレベーター乗り込んで目指すは最上階
「うっわ、億ション言うやつやろ、これ」
「しかも最上階ってなんなん、」
「…まあ。……社長舐めんなよ？」
なんて、と笑いながら言う。
30階にもなるこのマンションの最上階はワンフロアふた部屋の贅沢な使い方
3002の札がかかる玄関を開ければ中へと入る
真っ直ぐ行ったダイニングに社長室とほぼ変わらないデスクとリクライニングの付いたソファー
そこにカバンを置いて中からノートパソコンを取り出すと同時に届くメール
『確認取れた。木村からオーケー出たから明後日の午後こっち来れるか？』
『喜んで。』
とだけ返信を打てば大倉に部屋を案内させ
明日は事務所でいろんなことの紹介。
明後日からはもう仕事、その事務所東京だから
休めるうちに休んでおけよと伝えて
自分はもう少しだけパソコンと向き合う
*
場面展開が細かくてごめんなさい。
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
