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*
「じゃあ行くか。」
仕事用のノートパソコンをカバンに仕舞い
社長室からエレベーターへと繋がる廊下のガラス張りから部下たちに片手を挙げれば帰宅の合図
エレベーター呼んで乗り込むと
顔を認識し行き先は地下2階
最近のエレベーターは凄いな、と関心する
今年から新たに導入されたこのエレベーターは
俺とヨコの顔だけ登録されていて
乗り込んでから希望ボタンを押すとき以外は勝手に社長室のある9階か駐車場となってる地下2階にしか止まらない。
そのままB2で降りて車へ乗り込む。
当然大倉の荷物も乗せ事務所を後にした。
「えぇ、この車かっこええやん！最新のスポーツタイプのやつやろ？」
「よう知っとるやん。車体低いけど乗り心地ええねんで。」
「社長さん、こだわり強そうやもんなあ。」
「…もう会社出たし社長呼びやなくてもええで。」
「………しんちゃん！呼んでええの？」
「ええ言うとるやないか、」
車内で流れるんはよう分からんけど
最近ノッてきてるらしい事務所の奴の曲
知ってるのか隣りで口ずさむ大倉。
「なんや、知ってるんか。」
「知ってるもなにも！いま有名やで。俺大ファンやねん、スバルさん！」
食い気味で答えてくる
「……すばるなん、そのうち会えるで。」
「そんなん、…感動もんやん！！」
*
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
