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*
「……お前までそう呼ばんでええねん。」
振り返ってみると思ってたより近くに居た大倉に少しビックリするも頭を撫でてやれば大型犬のように穏やかな顔色を示す。
色々決まって必要なものだけ持てば
片付けはアシスタントの人らに任せてスタジオを後にする
「ねえ、しんちゃ……シャチョーさん。」
また呼びそうになる大倉に眉を顰めると慌てて言い直した
「…なんや？」
「今日から一緒に住んでええの？」
「……………」
さっきまでの出来事で、忘れてたわけやない
忘れてたんやないけど、すっかり頭から抜け落ちてた
いや今日は流石にあかんやろ。
「色々準備して、荷物とか持って明日から来い」
「でも荷物ほんまに少ないからすぐ行けるで？」
「……それでもな、明日からでええんちゃうか」
「今日も俺は寝床を探さなあかんの……？」
「そんな悲しいことさせるん？」
なんやこいつのワガママっぷりは…！
そしてなんやその子犬みたいな目は…
さっきまで大型犬で可愛かった大倉はどこいったんや…
「………ええよ。わかった。荷物まとめたらまたここ入ってこい。」
「やった！そうする〜」
一気に笑顔になって元気になった大倉は
ルンルンッとスキップでもしそうな足取りで
社長室を出て行った。
「……なんや今日、なんか疲れるな…」
*
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
