第１章 ページ1
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『社長！……あ！失礼しますっ！』
「お前、入るときはノックせえって何回言ったら分かんねん、ほんまいいかげ…」
『すみませんっした！それより……』
最近の若いヤツはほんま…
俺の話遮ってまでの用事ってなんやねん
ドツきたくなったのを堪える
そう考えてたら無意識に眉間にシワが寄っていたらしく
「ヒナちゃん、顔凄いことなってんで。」
後ろからノック二つして入ってきた秘書のヨコに笑いながら指摘をされて慌てて戻す
「……で、なんや。」
『…はい！スカウト、出来そうな人見つけまして、』
ほんなもんスカウトしてから来いよ、なんて思った事は頭の片隅に置いておく
コイツはまだ入りたてでこれからのセールスに勢いを付けたいのかやけに積極的だと思って目を付けていたヤツだっただけあって取り敢えずでも話は聞くことにした。
スカウトスタッフの西畑から聞いた話だと
昨日友人との飲みの帰りに偶然夜の街を通り過ぎたらしくそこでフラッと歩いてた長身の男に目がいった、と
なんとか撮れてた写真は夜ってだけあってギリギリ顔が見えるか見えないかぐらい
『あの人は綺麗でした………』
思い返しながら惚れた顔する西畑に 自分で見つけて連れてこれたらお前の成績、俺が先に見つけたらもらうからな、と伝えモチベーションを上げさせたところで「報告待ってる」とだけ言い部屋を追い出した
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ちょこ。(プロフ) - るるさん» 初めまして！コメントありがとうございます。まだまだ言葉を選びながらですが、どうぞこれからも楽しんでってください！！ (2019年6月30日 21時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
るる - すごく大人っぽい文章でとても好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月30日 20時) (レス) id: 35b23f8d3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2019年6月21日 3時
