最上階の住人 （雛倉）

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夜は懐かしいメンバー集めて宴開くから来いよ、
と誘いをもらって一度解散となった


もう既に数枚ほど撮影を始めてるらしいタツの居る現場へと向かう


そこにはバッチリとキメてもらって、しっかりとモデルらしい顔をしたタツがいた
でも俺を見つけるとすぐシッポを振る大型犬に早変わり

「しんちゃ………あ、ごめん！社長〜〜」

これにはカメラマンさんも苦笑いで
少しシュンとする大倉の姿


「タツ、頑張れてるな。」

「ん、楽しいねん」

「よかったよかった」


服を変えてもう数枚だけ撮ると撮影も無事終了した。

どうやら今日の撮影だけでデキがいいみたいで
木村も驚いていた

「tatsuには才能があるかもな。巻きで終わったしお店は抑えてあるから向かおうか。」

予定していたスケジュールではもう一度東京に出向くはずだったらしいがそれも最終確認をして問題なければ大丈夫ということになった


「……お店？」

「ん、中居くんが宴開くんだとさ。お前も行くよな？」


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