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「………しょうた？…開けるで？」
少し時間を置いてから忠義から声がかかった。
その間に夢の中へと引き摺り込まれてたら良かったのにな。
その問いに返事をしないでいると忠義が寝室へと入ってきた。
「章大、起きたんやろ？どう？具合は。」
「……………」
「……熱、測るな。」
体温計が来ると思ってたのに、
布団を少し捲られ目の前に現れたのは忠義の顔で
そこからゆっくりと近付く距離に
抵抗するヒマもなく、口付けが落とされた。
危うく甘い雰囲気に流されてしまうとこだった。
「……っ、」
「章大さっきこっち来たやろ。」
「……どうした？なんかあった？」
分かってくれてないその聞き方に腹が立って、
「実は女の子が好きなんやろ。」
とムキになっていた。
「…？ああ、はーちゃん？」
そう呼ぶその距離感さえ鬱陶しい。
まず忠義のことをたあくんと呼んでるだけで
心にモヤっとした気持ちが現れてた。
「そんなことないで。俺は章大が一番やし、章大だけで十分やで。」
「…たあくんなんて呼ばせてたくせに。」
「聞いてたんや…せやったら章大はたあって呼んでや。」
「…っは？……なんでそうなるん？」
「ええやん。絶対可愛いやろうし。呼んでや。な？」
「ぜったい嫌や。」
「呼んでくれな俺も話さへん。」
出た、わがまま。
忠義のわがままは一度出ると覆ることはほぼない。
一緒にいてなんとなく分かったことだ。
「………い、嫌や…」
「うん。俺もいや。」
「………なんでも？」
「なんでも。呼んでくれるまで無理。」
「……………っ、たあ 。」
結局折れてしまったのは俺の方だった。
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ちょこ。(プロフ) - みさん» 初めまして！ありがとうございます♪♪倉安ちゃん可愛くて書きやすくて頭の中では既に大暴れです（笑）嫉妬倉安！続編にて入れ込んじゃいますね〜！またお楽しみにしててくださいませ！ (2019年7月27日 9時) (
レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 青菜はやとさん» 青菜さぁん！！！ありがとうございます！わたしもやっと倉安ちゃんが幸せの頂点行けた気がしてニンマリです！糖分補給は常に...ですね^^* (2019年7月27日 9時) (レス) id: 452476bfbf (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ちょこさんの書く、倉安きゅんきゅんして最高です！！！また続編待ってます！！嫉妬しちゃう倉安なんかも見たいです^^ (2019年7月27日 8時) (レス) id: 926b11aa9c (このIDを非表示/違反報告)
青菜はやと(プロフ) - ものっそ情景が浮かんできましたよ〜！ハァン幸せな気持ちでお腹いっぱいっ。ごちそうさまでした(＞＜)…甘いのは別腹なので、またこっそり覗きにきまーす (2019年7月27日 2時) (レス) id: f64880e1c9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ。(プロフ) - 青菜はやとさん» ぜひこれからも可愛い青さんを紡いでいきましょう〜！青菜さんの作品も更新楽しみにしてます^^* (2018年4月22日 23時) (レス) id: 9761305a9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年4月12日 1時
