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「２３」※ ページ23
微裏要素あり
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ハジメテは綺麗なホテルで、或いは俺の家で
なんて思っていた気持ちなんて忘れるぐらい目の前の蜜に誘われていた。
「…ここでするん？」
「移動してる余裕、俺にはないよ。」
「……うん。俺も早く忠義がほしい」
「本間、章大は小悪魔やな。」
ゆっくりと優しくそれでいて早急にテーブルへと組み敷けば照れながら微笑む章大にいよいよこちらも緊張が走る
唇同士を触れ合わせるような短いキスからお互いの心まで溶かしてしまいそうな深いキスへとシフトする
「……はぁ、ん……たぁ…もっと、」
一度唇を離せば章大から聞こえる甘い誘い
首を傾けて角度を変えた
チュッチュッと短い口付けに痺れてきて唇に舌でノックする
薄く開いた口端から割り込んでいけば待っていたかのように絡ませてくる舌に安心して
キスに夢中になり無防備な腰に手を添えて裾から擦り上げる
「………ぁあ、…やっ……」
甘い声が漏れれば赤く染まる頬
「可愛い、その声もっと聞かせて？」
優しく絆せば自然と強張っていた身体も力が抜けて俺の首へと腕を回してくれた
グッと距離も縮まればお互いに主張するソコも意識し始め少し腰を揺らす
「たあ、…もう…………」
我慢できへん、
求めるその囁きに答えるように目の前のベルトへと手を掛けた
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作者名：ちょこ。 | 作成日時：2018年6月10日 16時
