実験 ページ11
「準備は出来たかい? サンズ君」
「はい博士」
もうすぐ最悪の時間を過ごそうとしている気がする
ソウルの実験ほど嫌な実験は他にあるんだろうか
痛い事は嫌いだ、みんなそうでしょ?
「A、気分はどうだい?」
「最悪です」
「、、、そうか、でも実験はさせてもらうよ」
そう言うとガスターは檻の中に入ってきて、私の首に巻いていた鎖を取り
その鎖をサンズに渡した
渡すとガスターは私のソウルを取り出した
モンスターの持つ白いソウルは「希望のソウル」という
白いソウルに薄い紫色が入っている私のソウルの種類は「不屈の希望」のソウル
今はガスターの手の中でふわふわ浮いている
少しの間、私のソウルを見てから、ガスターは檻から出た
そして、檻の扉を閉めた
檻の外に出たガスターは私のソウルをテーブルの上にそっと置いた
ソウルはガスターの手の中にあった時の様にふわふわ浮いている
すると、ガスターの仲間の研究者が緑色の刃物の様な道具を持って来た
もうすぐか、、、と、心の中で覚悟を決める
ガスターがその道具をソウルに近づける
抵抗した所で無意味なのだから、、、
痛みに備えて、強く目を閉じる
目の前が真っ暗になってから数秒後、全身に激痛が走る
例えれば全身を剣で貫かれた様な
体中全てをグチャグチャに引き裂かれた様な
思わず目を開けて
大声で叫んだ
声が、、、もう出ているのかさえわからないほど叫んだ
「叫ぶ」より「咆哮」の方が似ていたかもしれない
叫び続けた私は疲れ果てたのか、それとも麻酔でも打たれたのか気を失った
叫んでいた間何があったか、私はよく分からなかった
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーcharacter (Under tale)
バーガーパンツ
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