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幸せになれる？ ページ7
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私
あの子と結婚するの…？
確かにイケメンだけど…
それで幸せになれる？
猫として…生きていける…？
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ジュンは塀から降りてきて、池の淵に座って私を呼んだ
『来いよ？案内してやるぜ？』って…
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雅紀の顔を見ると
「行っておいで…」って言ってくれる…
でも…
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夫「お？ジュンの野郎、Aが気に入ったみたいだな…もう早速誘ってやがる！」
雅「おじさん、猫の言葉が解るんですか？凄い！」
夫「人間70年も生きてりゃ、大抵の事はわかるさ…
俺は猫の気持ちも解るし、小鳥とだって遊べるぜ！ワハハハハ！」
妻「私の気持ちは全然分かってくれないけれどね？」
夫「えっ！………ア…ハハハ…」
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あーわかった！ご主人て…
リーダーに似てるんだ…
雰囲気とかソックリ…
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雅「おじさん、おばさん、ジュン！
Aを…どうかよろしくお願いします！」
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雅紀が深々と頭を下げると
おじさんとおばさんがニコニコ笑って
「大丈夫よ！責任持ってお預かりしますね」
って言ってくれて…
ジュンはフッとニヒルに笑い…
そして雅紀は東京へ帰って行った…
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革ベルト
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作者名：咲和
作成日時：2012年8月5日 22時
