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雅「じゃあ翔ちゃん、Aよろしくね！」
翔「はいはーい…って、これだけ！？」
雅「うん、そうだよ？何で？」
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収録が終わって、雅紀が翔ちゃんに私を預ける時
荷物が缶詰一個な事に驚いて…
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翔「何か少なくね？」
雅「いらないでしょ？この前松潤に預けた時も、要らないって言われたし…」
翔「そうだけどさー！
俺はむしろ欲しかった…
俺今日帰ったらやんなきゃいけねぇ仕事あるし
相手してらんないかもだからさ…？
遊び道具の一つくらいは欲しかったなー…」
雅「あ、そうなの？
でも大丈夫だよ！
A一人で遊ぶの好きみたいだし、いつも何か見付けて勝手に遊んでたりするから…
ただカーテンだけは気を付けて？
遊びとか虫取りに夢中で、破っちゃう時あるから…」
翔「虫取り！？スゲーなやっぱ本能か！
まあでも、そんな感じなんだ？
…なら別にアレだけどさ…」
雅「翔ちゃんなら大丈夫だよ！
俺が太鼓判押してあげるから！
自信持って！」
翔「なんか雅紀の太鼓判、もらってもあんま嬉しくねー！(笑)」
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本当…気まぐれだね？雅紀…
潤の時はあんなに大変だったのに…
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そんなこんなで…
翔ちゃんのマンションなう…
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翔「あー…ごめんA…
足の踏み場ねぇけど…」
ホントだ…
これはスゴい…
翔ちゃんは床に散らばった色んな物を足で適当に端に寄せて私を床に下ろした
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翔「部屋片付ける暇なくてさ…
散らかってるけど、まぁゆっくりしてってよ？」
ありがとう…
でも本当に大変なんだね？
部屋を片付ける暇もないくらい、忙しいんだ
ん？
じゃあ…部屋がやたらキレイな雅紀って一体…
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翔「風呂入ったら仕事済ませちゃうわ…
明日は午前中何もないから…
迎えにくるまで、たまには家でまったりするか？」
そう言いながらパソコンを立ち上げて、それから私にご飯をくれる…
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翔「ごめんな、ホント何もなくて…
適当に遊んでて？」
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そう言って翔ちゃんはバスルームに消えて行った
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ご飯を食べ終わって見渡すと
独り暮らしの男の代表みたいな部屋に苦笑する…
寝に帰るだけ、みたいなそんな部屋
これといって趣味もないみたい
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何気なく部屋の隅に転がっていた、お香らしき物の匂いを嗅いだ…
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：咲和
作成日時：2012年8月5日 22時
