２・Happy Birthday！…J ページ35
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潤「もしもーし…」
どうでもいいけど…早く何か着て？
潤「うん…なに？
ごめん、旬…今日は人来てんだ…人っつうか…
あ？ちげーよ…女じゃねぇよ…」
女じゃありませんよーだ
猫ですよーだ…
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潤「は？女じゃねぇけど…
女だよ…
ちげーよ！俺のじゃねーよ！相葉さんのだよ！」
相葉さんのって
何か…恥ずかしい…
潤「何言ってんだよ！
人のモンになんか手ぇ出さねーよ！
まぁ、でも…
大事な預かりものだから…今日はムリ…」
大事な預かりものなんて…
嬉しい…
潤「ん…後でゆっくり説明するよ。
とにかく今日はごめん…
はい…んじゃ…またね…」
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電話を切って何食わぬ顔で服を着て
潤「飯食べる？ペペロンチーノでいい？」
って私に聞いた
ペ、ペペロンチーノ…？
彼は冷蔵庫を覗き込んで
「パスタならすぐできるよ？
ペペロンチーノか…
アラビアータ？」
あの…どっちも無理です、それって辛いヤツじゃ…
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そもそも、雅紀がいけないのよ？
今朝なんか…
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『A、今日は松潤ちにお泊まりだからね？』
雅紀は例によって、クローゼットからまた大きなバッグを持ってきて、荷物を詰め始める
『猫缶でしょ？おもちゃでしょ…あ、あと、Aがいつも使ってる、お気に入りのクッションでしょ？
…あとは…これも持って行った方がいいかな！
キャットポール！だって松潤ち広いし…
その辺登ったら怒られるよ？
ウチと違うんだから…
あとさ、カーテンとかダメだよ？
ハエとかいても、絶対よじ登っちゃダメ！』
はいはい…
大丈夫だって！解ってる！
『もー…大丈夫かな…
色んな意味で、俺心配…』
そんなに心配しなくてもいいって言ってるのに！
それはもう、キャットポールもバラしてバッグに詰め込む勢いで…
それでさっき、楽屋で…
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ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：咲和
作成日時：2012年8月5日 22時
