三毛猫ですけど、何か？～Final！～☆Masaki☆ (ページ25)

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お祝い、10年分？ページ25

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魔「要するに飼い主を変えれば問題はないんです…

今までの飼い主の方は…アチラのデカイ人…」

智「相葉ちゃんね？」

魔「はい、ですから他の方で契約してもらえれば…」

智「俺でもいいのか？」

魔「はい、名義だけアナタのお名前で…

別にその後は誰と一緒に暮らそうが問題はありませんから…」

智「ほら、やっぱ違う方法があるんじゃん…

もっと早く言えよ、こっちは…大変だったんだぞ？」

魔「はい…スミマセン…
でもアチラのデカイ方が…納得してくれますでしょうか…」

智「相葉ちゃん…」

雅「はい！？」

智「俺がAの飼い主になってもいい…？」

雅「え…？」

智「そしたらまた…Aに会えるって…」

魔「飼い主以外の方ならキスしても、問題はありませんので…」

智「そっか！
相葉ちゃん、俺が飼い主なら相葉ちゃんAとキスしてもいいんだって！」

雅「え…」

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雅紀はそこで、考え込む…

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雅「でも…俺がAの飼い主だし…

また迷惑かけたら…」

ニ「いいでしょ？それで…」

じっと成り行きを伺って、黙ってたニノちゃんが口を開く

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ニ「そうしましょう？大野さん…そうするってそいつに伝えて？」

雅「ニノ？勝手に…」

ニ「いいじゃないの？また会えるっつってんだから…
難しく考えすぎなんだよ、あんたはいつも！」

雅「………」

智「相葉ちゃん？そうしよう？
ずっと…会いたかったんでしょ？本当はさ…？」

雅「うん…俺会いたいよ…
Aに会いたい…」

智「じゃあ決定だな！

ほら、俺が飼い主だ！」

魔「本当によろしいんですね？」

智「おう！」

魔「では年会費として煮干…本来なら100年分なんですが…今回はキャンペーン期間中で…」

智「キャンペーン？」

魔「は、はい…10年分…？」

智「10年分？なんだそれ？何袋だ？箱買いすりゃいいか？」

魔「は、はい、もう…それでいいです…(泣)」

リーダーの余りの勢いに怖じ気づいたね…？あんた…

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智「煮干？一箱でいいの？
分かったよ！二人の門出を祝って俺がおごってやる！」

ニ「煮干を…？」

雅「おごる…？」

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