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〜A〜
｢何してんの｣
食堂の前で全員が正座して扉を塞いでる
出られない
勢いよく開けたらハンジさんにぶつけてしまう
それだけは阻止したい
エルヴィン｢話しは終わったのか｣
｢終わった終わった。開けたいからよってくれると助かる｣
ハンジ｢ごめん。塞いでたね｣
ミケ｢A！！！変なことされなかったか！？もし触られたらすぐシャワーを浴びろ｣
｢ミケ。うるさい。退いて｣
ミケ｢俺はお前の心配を｣
｢う･る･さ･い｣
新兵『(黙らせた)』
｢こんなとこいないで訓練行こうよ。今日も私に勝ったら何でも奢ってあげる｣
サシャ｢肉ーーー！！！！｣
｢勝ったらだよ｣
エルヴィン｢手加減してやれよ｣
｢はいはい。みんな行こ。ジークさんはしばらく兵団で身柄を預かることになったから｣
エルヴィン｢誰が決めたんだ｣
｢私。ダメ？｣
エルヴィン｢だからその上目遣いは……。はぁ。許可する｣
｢ありがと。ジークさんのこと殺そうとしないでね｣
詳しくは踏み込めなかったけど複雑な家庭環境にあるのは分かった
エレンに伝えても混乱させるだけかもしれない
｢リヴァイも参加するの｣
リヴァイ｢ちょうど紅茶を切らしてな｣
｢自分で買いなよ。大人なんだから｣
ハンジ｢Aが勝つに1週間の飯｣
エルヴィン｢誰かリヴァイにも賭けてやれ。成立しないぞ｣
ハンジ｢負ける人間に賭けるのはちょっと｣
｢人気ないね。人類最強なのに。意外とモテないんだ。知らなかった｣
リヴァイ｢モテてるだろうが｣
｢っと、話しの途中に蹴り入れるとか神経疑うわ｣
リヴァイ｢真剣勝負なんだろ｣
地下で生きてきたリヴァイは純粋に強い
調査兵団に入る経緯、入ったあとのこと
全部聞いた
辛い過去を乗り越えて強く在ることを決めた
私とは大違いだ
人を、死を、全てを利用して私はここにいる
その罰はいずれ受けることになる
ジーク｢あの子超強いじゃん｣
エレン｢Aさんを見んな髭！！｣
コニー｢そうだ髭！！捕虜のくせに！！｣
ジーク｢捕虜じゃない！！あと俺にはジークって名前があるんだよ｣
｢はいはい。やめな。ジークさんもムキになるから面白がられるんですよ｣
ジーク｢あれは単に俺が嫌いなだけ……。君がそこまで言うなら｣
エルヴィン｢アイツ。殺さず巨人の餌にするか｣
ミケ｢逃げられないように足も切り落としてな｣
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作者名：まゆ
| 作成日時：2021年8月12日 4時
