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〜ミケ〜
｢ジークさん。殺意こそあっても本気で殺そうとしてるわけじゃないので安心して下さいね｣
ジーク｢やだこの子。ほんと天使｣
この首を……今すぐにはねたい
Aを天使と言っていいのは俺だけ
エルヴィンの許可も得たことだし、苦しまないようひと息で殺してやる
｢もうミケ！やめなさいっては！エルヴィンも止める立場が加勢してどうするの｣
エルヴィン｢俺の目の前にいるこの男が悪い｣
｢あぁもう！分かった！！私がジークさんから話し聞くからみんなは出てって｣
ミケ｢ま、待て。それは危険だ｣
｢いいから出てけ｣
全員『は、はい……』
食堂から追い出されると置かれている状況を理解するのに数分を費やした
俺よりもあの男を優先した？
一思いに殺してやろうと思ったがやめだ
出来るだけ長く苦しむように殺してやる
ハンジ｢男の嫉妬はみっともないよ？｣
ミケ｢黙れ巨人オタク｣
ハンジ｢うう……ミケがいじめるよーー｣
ナナバ｢八つ当たりしないの｣
エレン｢今のはハンジさんが悪いと思います｣
ライナー｢ミケさんよりあの髭が選ばれたたんですよ｣
ベルトルト｢怒って当然です｣
ミケ｢俺が言うのも何だがお前ら。あの男嫌いなのか｣
ベルトルト｢僕は見捨てられてますからね｣
エレン｢あれは酷かったよな。緊急時とはいえ仲間を置いて逃げるなんて｣
マルコ｢まぁまぁ。それはこの世界では関係ないんだし｣
エルヴィン｢なぁナイル。あの死体。お前のとこで引き取ってはくれないか｣
ナイル｢お前舐めてるだろ。んなこと出来るか｣
エルヴィン｢チッ。ナイルの力を持ってしても無理か｣
ナイル｢その前の舌打ち聞こえてるぞ｣
アルミン｢あの。団長は……Aさんが、その……好きなんですか？｣
ミケ｢それは初耳だなエルヴィン｣
エルヴィン｢アルミン。そういうのは思うだけにしてくれ。Aが絡んだミケは誰だろうと容赦しない｣
サシャ｢と言うか。Aさんとミケさんの馴れ初めが聞きたいです｣
アルミン｢え、この状況で？｣
エレン｢確かに気にはなるけど｣
ハンジ｢ブフォ……！！｣
リヴァイ｢このバカが吹き出したのには理由がある。だからそんなドン引きしてやんな｣
ハンジ｢今でこそラブラブだけどね。ちょーー仲悪かったからね｣
腹かかえて爆笑しながらも勝手に語り出した
俺としてはAに対するエルヴィンの想いのほうが知りたいのだが
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作者名：まゆ
| 作成日時：2021年8月12日 4時
