ミケ・ザカリアスに愛される話 (ページ2)

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〜ミケ〜

俺の彼女は可愛い

世界一と言っても過言じゃない

持ち前の明るさと天真爛漫な笑顔で好意を持たれることは多々ある

A目的で入団する男も少なくない

3年前から調査兵団に入団し、討伐補佐数が圧倒的に多い

俺もAのおかけでどれだけの巨人を仕留められたことか

そんな俺の天使が元ゴロツキに言い寄られて腹立たしい

リヴァイ｢おいミケ。くだらない妄想はやめろ。誰がいつ言い寄った｣

｢あれミケ？いたんだ。気付かなかった｣

リヴァイ｢こんな木偶の坊を見逃してやるな。可哀想だろ｣

｢掃除に夢中になってた。ちょうどいいや。あの上のとこ。はたいて。高くてリヴァイじゃ届かなくてさ｣

リヴァイ｢3枚におろすぞテメー｣

｢冗談冗談。そんな怒らないでよ｣

ミケ｢やってやるからリヴァイは出て行け。邪魔だ｣

彼氏(おれ)の前でこれ以上イチャつかれてたまるか

リヴァイを追い出してすぐに抱きしめてキスをした

｢ちょ、ミケ…っん…｣

この漏れる声がたまらない

舌を絡めながら手を下半身に伸ばすと突き飛ばされた

ミケ｢A。嫌か……？｣

｢大の大人がそんな甘えないでよ！！///｣

ミケ｢ｽﾝ｣

本気で嫌がったわけじゃなく、むしろ緊張している

そういうことか

ミケ｢じゃあ早く部屋に行こう｣

｢っっ///｣

俺を意識して耳まで真っ赤にするAは本当に可愛い

ミケ｢時間が惜しい｣

｢掃除しないと……｣

ミケ｢そんなのはリヴァイにやらせておけばいい。それともAは俺と過ごす時間より掃除のほうが大事か？｣

｢だから…っ！！｣

わざとリップ音を立てて耳にキスをすると意味を理解した

このまま押し倒してもいいのだが、良いとこでリヴァイに戻ってこられても面倒だ

Aの淫らな姿を見ていいのは俺だけ

想像だけで我慢の限界だ

軽々しく持ち上げて少し早足で部屋に急いだ

Aは仲間に対してはフレンドリーに接するタイプ

それを好意だと勘違いする新兵(奴ら)が多くて困る

Aも経験の低いガキをたぶらかすような言動は控えるべきだ

｢離してよ｣

ミケ｢嫌だ。早くAが欲しいんだ｣

｢そういうのを口にしないでくれる！？｣

ミケ｢事実なんだから仕方ないだろ｣

その夜、Aを寝かせなかったのは言うまでもない

容赦なく責め続けていると、いつの間にか朝になっていた

睡眠不足と疲労でAは動けそうにない