20 ページ20
「なってもいいよ?別に恋愛自由だしね」
「えぇ、そうかもね…でも実際は、」
炎上する。と言おうとすると永橋が起き上がってきてここどこ?とキョロキョロして隣の運転手の顔をまじまじ見ていた。
「タクシー呼んだの、もうすぐつくからまだ寝てなよ」
「いつも知らないうちについてるけどタクシーだったの!?」
「だって自分も呑んでるから運転できないだもの、電車じゃ迷惑でしょ?今更過ぎだよね!入学当初からなのにもうすぐで卒業なんですけど??」
分かりやすくごめんごめんと謝る気なしの笑顔で返され腹を立ててもう送ってやんない!と言えば勇輝くんが何を思ったのか爆笑し始め、それに釣られて運転手さんも薄っすら笑っていた。
「二人して面白すぎ!コントしてるの??!おかしすぎ!」
「笑い事じゃないよ!本当にもう送ってあげないんだからね!」
「え〜!だからごめんって言ってるじゃんか!!」
「ヘラヘラ笑ってるうちは許しませ〜ん、受け付けませ〜ん!」
そんなこんなでプチ酔っぱらい喧嘩をしていると永橋の家の近くに付き、足取りもはっきりしていたのでそのままおろして勇輝くんの家へ向かう。私の家を先にしてと講義してきたけど突っぱねて勇輝くんの家に向けて再出発した。永橋はタクシー代を払うことはなかったからメーターはデジャブの様に膨れ上がっていた。
「そうだ、明日の顔合わせなんだけどさ、もう台本読んだ?」
「昨日徹夜で読み切ったよ、面白かったからすぐに頭入ると思うよ!」
「歌の方は?CD聞いた?」
「台本読んでる間に聞いてたから歌詞は覚えてないかな…勇輝くんはどう?」
319人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こゆき(プロフ) - printemps(プランタン)さん» コメントありがとうございます!ハリポタのネタ温めてるのがあるので形になるように頑張りますね! (2020年8月16日 1時) (レス) id: 60a14787da (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - ぁぁぁあぁ!えぇ話…グスン希望!ハリポタ! (2020年8月15日 20時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - けらしあさん» 良かったです。誤字すみません、私のミスです!ありがとうございます!!気が付きませんでした。 (2019年5月6日 23時) (レス) id: a8d6aed384 (このIDを非表示/違反報告)
けらしあ(プロフ) - こゆきさん» なるほど!わかりました。ありがとうございます!!最後に指摘(?)になるのですが、しゅんやさんのしゅんは俊ではなく峻ではないでしょうか?重ね重ねすみません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 4b00fe55ba (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - けらしあさん» コメントありがとうございます、2016年ごろに遡っています。また質問等がありましたら気軽にコメントください! (2019年5月6日 1時) (レス) id: a8d6aed384 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こゆき | 作成日時:2019年4月20日 13時