その4！ ページ4
「Aちゃんはさ？ロボロのどこが好きなん？」
いつも通りみんなとご飯を食べていると、通りすがりの鬱先輩が私に向かって声をかけてきた
『どこって……全部ですけど？』
何当たり前のことを聞いてきてるんだこの先輩は
そう言いたい気持ちを抑えて、ロボロくんの好きな所をドンドン上げていく
『ロボロくんの優しいところが好きです！お友達と話してる時に見せる笑顔も可愛くて大好き！！放送委員会の仕事で放送してる時の凛々しい声も素敵だと思う！！！他にもっ……！？』
エンジンがかかりこれからだという所でロボロくんが私の口の中に卵焼きを突っ込む
美味しい……これがロボロくんのお家の味……！？
そんなことを考えているとロボロくんが怒ったように声を荒らげる
「何恥ずかしいことベラベラ喋っとんねん！！」
若干頬を染め私にお説教するロボロくんは最高に可愛い
『全然恥ずかしくないよ！？ロボロくんを大好きなことは私にとって誇りだもん！！』
「お前が恥ずかしくなくても俺が恥ずかしいんじゃ！！」
そう言って私の頭にチョップを落とすロボロくん
『ロボロくん照れてるの……？え…可愛い……』
「やかましいんじゃい！」
ロボロくんが可愛すぎて抱きつこうとしたらアイアンクローをかまされた
一応とはいえ女の子の顔を鷲掴みに出来るロボロくんの手はやっぱり大きい
あー、だめ。やっぱりロボロくん大好き
ロボロくんのことで頭をいっぱいにしてるとまたしても鬱先輩が話しかけてくる
「ロボロのこと好きになったきっかけってなんなん？」
俺普通に、シャオちゃんと付き合っとると思ってたんやけど
そう続く鬱先輩の言葉
『好きになったきっかけかぁ……』
そう小さく呟いてロボロくんを好きになった時のことを振り返ると、じわじわと頬が熱くなっていくのを感じる
真っ赤になっているだろう顔を手のひらで仰ぎながら「せやろな」とクスクス笑うシャオくんを睨む
『シャオくんも恥ずかしいでしょ！？だから内緒！！秘密なの！』
この話はおしまい！
そう言って私は自分のお弁当を食べる
「Aさんが恥ずかしがるってことは相当やな」
コネシマ君がそう言いながらうんうんと頷く
『あ、でも！ロボロくんがどうしても知りたいって言うなら！！いつでも話すからね！』
そう言ってロボロくんを見つめると
「いや別に興味無いです」
とスルーされた
うーん、ロボロくんは今日も冷たい
でもそんなとこが大好き！
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泉月。(プロフ) - ときあめさん» ときあめさん コメントありがとうございます！物語を書く際にshaちゃんを如何にかっこよく書けるかを追求している部分もあるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです(；；) (2020年11月19日 17時) (
レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
泉月。(プロフ) - あゆたさん» あゆたさん！いつも読んでいただき誠にありがとうございます！！！ これからも楽しんで頂けるような作品を書いて行けるよう頑張りますのね応援していただけると嬉しいです！！ (2020年11月19日 17時) (レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ときあめ(プロフ) - 今週分のrbくんも最高にすてきでした(T . T)毎週たのしみにしてます〜〜！rbくんの不器用な感じも、shaちゃんのスパダリ感も最高です。続きの方楽しみにしてます…！素敵な作品ありがとうございます。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 5d5f606a06 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - 初めまして。夜遅くにすみません。とても素敵な小説で更新を密かに楽しみにしているものです…。このご時世、体調に存分に気をつけて無理のないように更新、お待ちしております。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 0b438b4c7d (このIDを非表示/違反報告)
有咲/arisa(プロフ) - 泉月。さん» ｸﾞｯ…まだ現世にいるとするか…（←何だこいつ）最後まで見守ります!!! (2020年10月20日 17時) (レス) id: 1ecb7d6cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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