その2！ ページ2
そうやってロボロくんとじゃれてると廊下から私の名前を呼ぶ声が聞こえる
「A〜、迎えに来たで」
豚さんの缶バッチが着いたカバンをブンブンと揺らしながら私の名前を呼ぶ彼はシャオロンくん
野球部のエースで私のクラスメイトだ
『シャオくん！』
「相変わらず教室出るの早いなぁ？」
『だって！ロボロくんに早く会いたかったんだもん！』
「そっかそっか」
そう言ってシャオくんは私の頭をポンポンと撫でる
くそぅ……これだから170cmオーバーの人達は！人のこと子供扱いして！！
これでも一応158cmはあるんだからな！！目指せ160cmなんだから！！
あ、でもロボロくんより背の低いままの方がいいのかな？？
5cm差ってすごいよね！運命感じちゃう！！
そんなことを一瞬考えたが、すぐにキッとシャオくんの顔を睨み上げ、私は彼に向かって文句を言う
『頭撫でるの辞めて！私の頭撫でていいのはロボロくんだけなんだから！』
「いや、俺はせんけどな？」
ロボロくんが何か言った気がするが都合が悪いので聞こえなかったことにしようね！
シャオくんは一瞬ポカンとした後、ニヤニヤ笑いながら人の頭を再びポンポンする
今度は撫でるようにでは無く、バスケのドリブルのようにだ
『ちょ！！やめ！！！やーーーめーーーてーーー！！』
「お前ほんま、おもろいなぁ」
そうケラケラ笑うシャオくんは許さない絶対にだ！！
ロボロくんの席でそんなことをしていると、荷物を纏めていたコネシマ君が戻ってくる
「また、夫婦漫才しとるんかお前ら」
ゲラゲラ笑いながらそう言うコネシマ君
『違う！夫婦じゃないし！漫才でもない！！シャオくんは戦友なの！！わかる？戦友！！』
そんな私の抗議は「はいはい、わかったわかった」と聞き流され、そのままシャオくんとコネシマ君に首根っこを掴まれ、部活へとズルズル引きずられて行く
『ちょ！まだロボロくんと話終わってない！！！はな……っ……離せえええ！』
それすらも無視して2人は教室の出入口へと近付いて行く
「ほんなら、ロボロまた明日な」
簡潔に挨拶するコネシマ君
「Aが迷惑かけたな、責任持って部活まで送還したるから安心してや」
勝手に保護者面するシャオくん
『やだやだやだ！！ロボロくん……！！明日！また明日ね！！！』
いつまでも駄々をこねる私
「お前らほんまに五月蝿いねん！はよ行けや三馬鹿！！」
そして、大好きなロボロくん
これがいつも通りの私達の日常だ
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泉月。(プロフ) - ときあめさん» ときあめさん コメントありがとうございます！物語を書く際にshaちゃんを如何にかっこよく書けるかを追求している部分もあるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです(；；) (2020年11月19日 17時) (
レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
泉月。(プロフ) - あゆたさん» あゆたさん！いつも読んでいただき誠にありがとうございます！！！ これからも楽しんで頂けるような作品を書いて行けるよう頑張りますのね応援していただけると嬉しいです！！ (2020年11月19日 17時) (レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ときあめ(プロフ) - 今週分のrbくんも最高にすてきでした(T . T)毎週たのしみにしてます〜〜！rbくんの不器用な感じも、shaちゃんのスパダリ感も最高です。続きの方楽しみにしてます…！素敵な作品ありがとうございます。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 5d5f606a06 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - 初めまして。夜遅くにすみません。とても素敵な小説で更新を密かに楽しみにしているものです…。このご時世、体調に存分に気をつけて無理のないように更新、お待ちしております。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 0b438b4c7d (このIDを非表示/違反報告)
有咲/arisa(プロフ) - 泉月。さん» ｸﾞｯ…まだ現世にいるとするか…（←何だこいつ）最後まで見守ります!!! (2020年10月20日 17時) (レス) id: 1ecb7d6cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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