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後悔29＿＿＿side.檜山 ページ29
青木「ほんとに毎日毎日惚気てきちゃってさ、恋人いない俺に対しての当てつけかってくらいにね」
「そ、それは、、、ごめん、、？」
青木「いやいや、謝んなくていいのよ笑
Aとご飯行ってもずーーーーーっと"光成くん、光成くん"って言ってんの
でね、1日でどれくらいAの口から"光成くん"が出てくるか数えたこともあるんだけど、結果知りたい？」
「え、、まぁ、、、うん、」
青木「なんと102回!」
黒田「いや、多すぎでしょ」
渉「青木もよく数えたね笑」
青木「もう、口を開く度に"光成くん"
多分Aの主語は"光成くん"だね」
「ふはっ、なんだよそれ、笑」
青木「、、、やっと笑った」
「え、」
青木に言われて俺はハッとした。
確かにAが亡くなってから笑うなんて感情は消失してた。
だから、青木は俺に気を遣って生前のAのエピソードを聞かせて俺を笑わせてくれたらしい。
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作者名：なの | 作成日時：2023年12月12日 1時
