12話 ページ12
もう待ちきれないとでも言うように凛華は割り込む。彼女は途中グルッペンの方を向きグルッペンが頷くと同時に話し始めた。
rn「皆知ってると思うけど私はAちゃんのことが大好きなの。だから、出来ればAちゃんも含めた皆で行きたい。でも、皆は嫌ってるみたいだから･･･。」
凛華は言いながら悲しそうな表情を浮かべる。すると、それが効いたのか部屋がシン･･･と静まり返った。
rn「私からの提案は、もしプールに行くのならAちゃんは連れて行かない。私が我慢する。だけど海に行くのならAちゃんも連れて行くって言うのなんだけど、どう？あぁ、このことはグルッペンには許可貰ってるからね。この2択から選んでね。」
コネシマらは目配せをした後に集まり始めた。
kn「おい、お前らどうする？」
zm「Aと一緒ってのが気に食わんけど俺は海がええ。」
sha「せやなぁ、だってあれやろ？プールやったらAは居らんけど学校の奴らもおる訳やろ？俺はそっちの方が嫌やわ。」
ut「僕もシャオちゃんと同意見。」
彼らが話し合っている所を見て凛華は、いや、凛華達は冷めた目で見ていた。
gr「やっぱりこういうのは凛華に任せた方がいいな。」
rn「･･･そう？ありがと。しっかしなんであいつらはあんなにもAちゃんの事を嫌うのかね？あんなにバレやすい芝居なのに。」
os「まぁ、恋は盲目っていうやん。多分それやろ。」
tn「皆凛華にベタ惚れやもんなぁ。あれ？これデジャブ･･･。」
グルッペン達は呑気に話していながらも冷たい視線をコネシマ達に向けていた。
そうこうしている間に結論が出たようだった。
kn「･･･グルッペン。」
gr「ん、あぁ決まったか。で、どっちがいい？」
コネシマはまぁ、しゃーないとでも言うような顔をして結論を述べる。
kn「俺らの中ではAと一緒やけど海の方がいい。っていう意見になった。」
gr「ほう･･･。」
rn「やった！」
凛華は思わず飛び上がり喜んだ、振りをした。確かに計画通りに物事が進んだ事への喜びも含まれていたが。
それに気付かないコネシマ達はまぁ、凛華が喜ぶならええかと、いう雰囲気になった。
tn「ん、じゃあ決まったことやし会議を始めるで。まずは今月の活動についてや。資料の最初のページを開け〜。」
ここからは普通の会議が始まった。
rn「グルッペン。」
gr「あぁ、分かっている。」
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ユエ(プロフ) - 魔戒さん» すみません！最近忙しかったもので中々こっちにinできませんでした。気を悪くしたらごめんなさい。 (2020年2月5日 15時) (
レス) id: 5a47ca8457 (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - ユエさん» すみません！困らすようなことを言ってしまい (2020年2月3日 21時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - ユエさん» 良かったです、とても面白いので羨ましいです(私も書いているんですよ) (2020年1月19日 20時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
ユエ(プロフ) - 魔戒さん» あっ…ふっつーに誤字です（汗）次の更新時に直しときますね。教えていただきありがとうございます！頑張ります！ (2020年1月19日 19時) (レス) id: 5a47ca8457 (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - 私が間違っていたらすみません、頑張ってください (2020年1月19日 19時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユエ | 作成日時：2019年7月29日 23時
