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Aside
目の前で満足そうにはちみつパンケーキを食べる浦田。
店員さんも半額にしてくれてテンションが高い浦田。
そんなテンションの高い浦田とは逆に私のテンションは低い。
ここはパンケーキ専門店。女子がほとんど。
女子の方々の目線がほとんど浦田。
「わたる。これ食べたら帰ろ？」
う「……行きたいとこあるからそこ行ってからでもいい？」
「うん？」
う「良かった。Aのパンケーキ一口頂戴？」
「はい。じゃあ取って。」
う「あーんでしょ？」
うっわ。ドS浦田や〜。
「は、はい。」
と私は一口サイズに切り浦田のほうに差し出した。
浦田はそんな私を気に入らなかったのか私の手を引っ張りパンケーキを食べた。
う「Aのほうも美味しいじゃん。…あれ？大丈夫？」
大丈夫じゃないし。指震えてたし。心臓ﾀﾋにそう。
う「食べた？ほら店出るよ。」
「あ。うん」
浦田に手をさりげなく手を繋がれて来たのは雑貨店。
う「お揃いのブレスレット買お！」
「う、ん」
う「A、緑のこれでいい？」
「うん。(･ω･`;)」
もう、帰りたい。帰って志麻さんのラインを入れないと。
なんとなくブレザーのポケットに手を突っ込んでみた。
紙がない。
「わたる、志麻さんのラインIDの紙知らない？」
う「ん？これのこと？」
レジに並んでいた浦田に聞くと財布から紙を出してきた。
「それ！」
う「ダーメあげない。俺とのデートが終わるまで無理でーす」
はぁ。もういいもん。１人で帰ってやる。センラくんにラインで……持ってないや。
まだ学校戻ったら志麻さんいるかな。
明日は休みだし、会えない。
月曜日に謝るかぁ。
私はレジでお会計をしている浦田を背に店を出た。あのあこがれの志麻さんとラインが交換出来るのに。。。
もう時間も遅くて外も暗い。歩いて帰らないと！
後ろから浦田が来る気配はないし早く帰ってしまお。
「ｷｬｯ」
歩いていると段差につまづき前に倒れそうになる。
セ「あぶっな。(;゜0゜)」
「センラくん！ありがとー」
セ「いやいや。Aちゃん家ここら辺なん？」
「ううん。毎日電車で来てるから遠いかな」
セ「そうなんや。アレ、うらたんは？」
「…もう、バイバイしたよ？」ｱｾｱｾ
私の目が泳いだ。
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mikazuki(プロフ) - みはぎさん» ありがとうございます! (2019年6月27日 18時) (
レス) id: da932e881f (このIDを非表示/違反報告)
みはぎ - 完結おめでとうございます。お話と作者様が大好きです!!次の作品も楽しみにしています。無理だけはせずに頑張って下さいね!!陰ながらですが応援させていただきます!! (2019年6月26日 23時) (レス) id: 5d5b1bd419 (このIDを非表示/違反報告)
はないろず。(プロフ) - コメント失礼します、番外編と言うかリクエストになってしまうんですけど、男子部屋？に夢主ちゃんと、まみちゃんが忍び込んで彼氏さんに会いに行くみたいなことしてほしいです、設定とか話上無理だったら全然大丈夫です！ご検討お願いします (2019年6月21日 20時) (レス) id: 0c2944fae4 (このIDを非表示/違反報告)
ＬOＬ-ロルフ-(プロフ) - 最後どういうことですか？応援しています！頑張ってください！ (2019年6月5日 2時) (レス) id: 9604b8e313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikazuki | 作成日時：2019年2月3日 13時
