最強審神者が最高最悪ブラック本丸を最高最強本丸にするまでの過程。【刀剣乱舞】

第四十五話　隠れ鬼って知ってますか？ ページ46

『えーネーミングなんてどうでもいいのです。肝心なのはこれから行うこと！』
貞宗「具体的には何すんだ？」
『まず内番から見直しです。洗濯当番。厨当番。馬当番、畑当番、庭当番、裏山当番、荷物当番、本丸当番』
鯰尾「なんか増えてるなー」
『この本丸全てを綺麗に清潔に保つために色々増やしました。基本的毎日ランダムで組み合わせで行うので自分がどの当番かは食堂前の掲示板を見ること！そして内番ルールを追加！それは基本的に当番以外の人は当番の人を手伝わないこと』
平野「どうして手伝うことがダメのでしょうか…？」

いい質問だ平野くん！

『皆は他の皆を優先しがちの傾向にある。確かに仲間を助けることはいいことだけどそれが癖として身に染みていると戦場でも自分より味方をかばうという行動をとりやすくなって戦場で不利になってしまうことがある。まずは自分のことを考えられるようになってほしいので基本的には禁止とします。本当に困ってたら助けてあげてね』

ブラック本丸での刀剣男士は無理な行動をとりやすく通常よりも怪我を負うリスクが高い。戦闘能力が高いのはいいけれどやはり仲間意識が強すぎて庇いあいになる。

『そして人間嫌い克服のために定期的に演練に出ようと思う。人間になれるには演練がちょうどいい。他の刀剣男士たちとも接触できるからね。無理にとは言わない。少しずつ慣れていこう。そして私と訓練を受けてもらおう』
乱「主さんと？」
『そう。私と隠れ鬼をしてもらいます』
国広「隠れ…？」
光忠「鬼…？」
信濃「何それ遊び？」

説明しよう！隠れ鬼とは皆よく知っているかくれんぼと鬼ごっこを合わせたものである！

薬研「つまり、かくれんぼみたいに最初は隠れて見つかったら鬼ごっこのように逃げればいいんだな？」
毛利「小さい子が喜びそうな遊びです！」
骨喰「それが訓練として一体何の成果があるというんだ？」
鶴丸「そうだな。というか普通に楽しそうだな！」
『ちょっと刀剣男士ー？？話最後まで聞いてー？？』
山姥切「なんだその口調…」
『この訓練は二人で１組です！』
小夜「２人っということは動きがかなり制限されますね」
前田「確かに。2人だと隠れたりするのが1人より困難です」
『それがいいんだ。さっきも言ったけど君たちは庇う癖がついている。そして相手に向かう癖もある。戦場で相手に向かうのは当たり前。だけどこの隠れ鬼で逃げることを身につけてもらう！』

つまり

『逃げ切れば勝ちということ！』

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