第六話 まさかの ページ7
『……冗談ですね、お疲れ様です』
政府の人「冗談ではなく、その…本丸の審神者が行方不明なんですよ」
『……でしょうね！』
だってこの本丸殺気がすごいからね？普通に手入れしてるだけの話だったけど常に殺気に囲まれてましたからね？？
政府の人「それで審神者が見つかるまで…」
『いやそれ見つかる根拠ないでしょ！？』
政府の人「Aさんが見つけてもいいんですよ」
なんでこいつ煽る言い方するんだ。喧嘩売ってるのか？
『…断ってもいいです？』
政府の人「だめですね。でもとりあえず一年は仮の審神者ってことで話がもう進んでいるんです」
『いや待ってそれ近侍に言ったの？？』
政府の人「そうですね、そろそろその話がいくころだと」
待って。その近侍、すぐ隣の部屋にいるんだが。
『…』
山姥切「…」
思いっきり隣の襖を開けてこちらを睨んでおりますが？？
政府の人「じゃあ、しばらく審神者として頑張ってください」
ぶつん、と切れる音。
『あのー…よろしくお願いします』
山姥切「ふざけるな！！どういうことだ手入れだけだっただろう！！」
『いやそんなこと言われても私もさっき知らされたんです！！って刀しまってくださいまし！？』
山姥切「問答無用！！」
五虎退「待ってください！！」
五虎退の声に山姥切は止まる。
五虎退「あ、あの！ぼ、僕は…その」
前田「この方は私たちを手入れしてくださいました。悪い方には見えないのです」
薬研「とりあえず落ち着こう旦那」
現れたのは粟田口の短刀たち。
山姥切「だがこいつは人間だ」
薬研「完全に信用してるわけじゃない。だが、少なくとも手入れをしてくれたのは事実。一年くらい、いいんじゃないか？」
小夜「…僕も」
山姥切「小夜まで…。わかった。」
あ、いいんだ。
山姥切「だが。極力俺たちには関わらないことだ。そして自分の身は自分で守れ。俺だけではない。他のものがお前を殺しに行く可能性があることを覚えておけ。ついてこい。お前の部屋は離れたところにある小屋だ」
『は、い。よろしくお願いします』
とりあえずお世話になるというか邪魔になるから頭は下げなきゃ。いやもう本当に勝手な政府で申し訳なさ過ぎて…。
去っていく二人。
五虎退「…」
前田「まだ怖いですね…」
五虎退「…でも、あの方は……いい人だと、思います」
薬研「だといいがな。ま、やたら近づかないようにな」
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして！コメント、誤字の報告ありがとうございます！ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします！ (2020年6月4日 14時) (
レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです（≧∇≦） (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第１３話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲森 | 作成日時：2020年5月28日 11時
