第三十話 こんな内容で大丈夫か？大丈夫だ問題ない！！ ページ31
鶴丸「はは。…いいぜ、君。気に入った！」
『…へい？』
さっきの殺気はどこへ。そんな風に感じるほど急に明るい鶴丸。
鶴丸「今日から改めて、俺は君を新しい主として認めよう！」
鞘にしまった刀を左手に持っている。
鶴丸「だが油断はするなよ。いきなり斬り捨てるかもしれないぞ！」
そんな明るい顔で言われてもな…
『では、こちらこそ改めて。よろしくお願い致します』
鶴丸「おう！」
？「待て」
ん？この声
鶴丸「お、加羅坊！どうした厠か？」
大倶利伽羅「ふざけるな。殺すんじゃなかったのか」
そんな殺気のある目で見られると困っちゃうぜ☆
鶴丸「まぁまて。俺はこんな驚きしかない審神者を殺すのが惜しくなったんだ」
大倶利伽羅「何が待てだ。これが斬り捨てる」
いや待ってしまってください！！
『おわっと！？』
さすが大倶利伽羅、太刀筋が良い…！って褒めてる場合じゃない！！
鶴丸「お。頑張れー」
いや助けないんかい！？
大倶利伽羅「ちょこまかと…」
待って大倶利伽羅！早まるな！てか本丸内で斬りにかかるのは危ない！！
庭に逃げる私を勿論ちゃんと追いかけてくる大倶利伽羅。そして完璧な太刀筋が私を狙う。避け続けているけどこれまさか私が死ぬまでやるつもり！！？
大倶利伽羅「！」
大倶利伽羅の股下を通り抜けたり、またいだり。これ、めっちゃ体力使う！
大倶利伽羅「こいつ…！」
鶴丸「ふおー、ふぁふがふふぁ。ふぇれふぁれー(おー、さすがだな。やれやれー)」
どこから持ってきたのそのポップコーン！！てか縁側に座って頬張ってんじゃないよ！！？
『借ります！』
鶴丸「ふぉれのふぁ、げっほげっほ！！」
鶴丸がむせいるがそんなの気にしない！
鶴丸の刀を奪って、いえ借りた刀を構え大倶利伽羅とぶつかり合う。
大倶利伽羅「…」
一旦距離を置いた大倶利伽羅。その目は獲物捉える獣のよう。走り込んできた大倶利伽羅を向かい打ち、互いの刃が何度もぶつかり合っていく。
『！』
大倶利伽羅のフェイントによって中腰になった私の頭目掛けて刀を横に振った大倶利伽羅。
これ、やばい。
大倶利伽羅「！？」
だが甘い！その体勢から横に振った刀をジャンプで避ける。その高さは大倶利伽羅の身長をはるかに超える。そして大倶利伽羅の肩を蹴ってさらに上に飛んでから後ろに回る。
勿論、後ろに刀を振るのを左手で受け止め、刀を手から落とし拾うとした大倶利伽羅へ刀を向ける。
勝った…けど、私を見る目が怖いっす
第三十一話 やっとですか→←第二十九話 お祓いパワー全開！！
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして！コメント、誤字の報告ありがとうございます！ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします！ (2020年6月4日 14時) (
レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです（≧∇≦） (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第１３話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲森 | 作成日時：2020年5月28日 11時
